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7:00

ルカ

はぁ、

ウィラ

は~…

ウィラ

そもそも消えるかそういうの以前に、大切な友達…なのに

ルカ

意見が割れてああなるなんて嫌だね、

ウィラ

そうね…。それで今日はどうする?

ルカ

じゃあナラとココロを呼ぼう

12:00

少女

心先輩!!見て!すごく大きい観覧車!

そうだねそうだね!笑

しょーちゃん子供みたい!笑

少女

それって褒めてるの!?

っふふ!貶してるかも!笑

少女

酷いよ~!!っふふ!!

少女

心先輩何の乗り物が好き?それから乗ろうよ!

ええっ!ありがとう!じゃあメリーゴーランドから!

ツキカ ココロ

………なんなのあの偽物の私……

ウィラ

怒ってるの?ココロ笑

ツキカ ココロ

べ、別に…!! ただしょーちゃんとあんなに遊べるの…ぅ、羨ましいなって、

ウィラ

嫉妬じゃない?笑

ツキカ ココロ

そ、そうかもだけど!//

ウィラ

まぁ今日は一旦あの偽物と少女たちが遊んでるところの見守りだから存分に愚痴りなさい

ウィラ

このウィラ様が聞いてあげるわ

少女

結構遊具楽しかったね!!

うんうん!!それじゃあこのテラスで何か食べよっか!

少女

うん!

少女

そういえば心先輩、リアルの時の記憶ある…?

残念ながらないかな…

少女

そうなんだ!逆に安心したかも!笑

少女

もしかしたら私たち出会ってるかもね!!笑

出会ってる?

少女

うん、本当はクラスメイトにいたり学年が違えと同じ学校に通ってたり

少女

けど記憶が微かしかないからみんな初対面っていう感じさ!そうなってるだけなのかも!

やっぱしょーちゃんはすごい想像力を持ってるよね!

子供は想像力豊かって言うけど!笑

少女

あー!また貶したー!!

ツキカ ココロ

うぅ…なんなのもう…

ウィラ

本当は出会ってる、か。出会っては無いと思うけどね

ツキカ ココロ

ウィラちゃんどこからの自信なの?

ウィラ

だって…微かに記憶があるからわかるのよ

ツキカ ココロ

まあそれは確かに…だね。

ウィラ

ええ!?ちょ、ちょっとココロ緊急事態よ!!

ツキカ ココロ

どうしたの?

ウィラ

あ、あ、「あーん」イベントよ!!!

ツキカ ココロ

えええぇっ!!?

ウィラ

わぁいちごを心が少女に…あーんをして…

ウィラ

少女が心にあーんを…

ツキカ ココロ

わあああぁ……///

ウィラ

ココロ、この調子で私達もやる?

ツキカ ココロ

どうしてそうなるの!?

なら

こういう静かな所が好きだと思ったよイタカは笑

イタカ

静かな方が話し声も聞きやすいし。

なら

へぇ〜?生真面目だね〜

イタカ

早くペンギンとかに見に行こう

なら

えっ?その見た目とそのプライドでペンギン好きなの!?

イタカ

違う、僕の為じゃなくて…女性はペンギンとかラッコとかが好きって言ってたから

なら

っはは!ばかすぎるでしょ!笑

イタカ

違ったとでも言いたいの?イラッ

ツキミ ナラ

うううムカつく!!!!何で今日見守りなの!ルカ!

ルカ

敵の性格をちゃんと知っておかなきゃ笑

ツキミ ナラ

とか言ってあれ私の性格のコピーじゃんか!!

ルカ

まあまあ落ち着きなよ笑

なら

イタカ意外と…そうなんだねえ~……

イタカ

何か言いたげだけど何?

なら

甘いもの結構食べるんだなって…

イタカ

何か文句?イラッ

ツキミ ナラ

へえそうだったんだ…

ルカ

意外すぎる1面だね笑

ツキミ ナラ

は〜本当はあの席私が座るはずなんだけどなぁ〜

ルカ

そういえば私にはもう冷めたのかい?

ツキミ ナラ

えぇっ!?いやいやそうじゃなくってさ!

ツキミ ナラ

あの、ほら、前回の世界は私と心以外みんな性格違ったじゃん?

ツキミ ナラ

その中で1番好きだったのはルカなんだけど!ちゃんと性格を知るとね、

ツキミ ナラ

イタカって私のタイプな人だ〜!って…

ツキミ ナラ

ごめん…自分勝手すぎるよね

ルカ

っはは!大丈夫さ!確かに私達はならと心の本当の性格のまま向き合ったしね!

ツキミ ナラ

それでも過去のせいで心は結構変わってたんじゃない…?

ルカ

好きだったら過去のせいで性格が変わってる事なんてとっくにわかってるものさ!

ウィラ

はっ、まずいわココロ!

ウィラ

あの二人最後に観覧車乗ろうとしてる!

ツキカ ココロ

ええっ!じゃあついていけないんだ…!

ウィラ

くっそ、1番気になる所だったのに残念ね…

ウィラ

一旦のところ引きましょ…

ツキカ ココロ

じゃあさ!ちょっと一緒に遊ばない…?遊園地!

ウィラ

えっ…!! い、いいわよ?

ツキカ ココロ

ウィラちゃん嬉しそう!笑

観覧車の中

少女

ねえ心先輩…その…手繋いでも良い…?

うん!良いよ!

少女

(心の手を握る):

少女

(わっ……)

なんでだろう…?

全く暖かくない…

というよりかは体温が無さすぎるというか…

冷たい。

少女

心先輩…もしかして寒い?

まさか!笑 観覧車の中だよ?

少女

そっか、そうだよね…

少女

そうだ!それよりも!!前の脱獄の時どうやって攻略したの?

少女

あの紙作るのすごい大変だったんじゃない…!?

え、あぁ…そんなのパソコンでやればすぐ終わったものだよ!

少女

…? 1番頑張ったお偉い人が使う印鑑のことは…?

えっ!あぁそうだったそうだった!結構彫るの大変だったな〜…

少女

最近疲れてる?心先輩…

疲れてないよ!!それよりもさ!ココロさんとはどんな関係なの?

少女

親友!親友だよ!

少女

けど、どうしてあんな酷い言葉を…言ってきたんだろう。

しょーちゃん、悩まないで、しょーちゃんを苦しめる人は私が許さないよ!

少女

うんっ!心先輩ありがとう!

ツキミ ナラ

い、家の中に入りやがったよ!?

ルカ

男女二人だけで家の中か〜、こりゃ危ないね笑

ツキミ ナラ

危ないね笑 じゃなくて!!!

ツキミ ナラ

窓ガラスでも割って入りに行く!?

ルカ

仕方ないなぁ、じゃあ私と付き合うかい?

ツキミ ナラ

反応しずらいネタやめてよ!!?

なら

ふわぁ〜!つっかれた!

なら

てか気になったんだけどイタカってあんまり笑わないよね〜?

イタカ

それでなにか迷惑かけてる?

なら

いやぁそういうわけじゃないけど!

なら

もうすこし愛嬌見せてくれても良いじゃんか?私彼女だよ〜?

イタカ

僕にも笑える時はある

なら

じゃあ今回つまらなかった?

イタカ

いや…

“いじり“の性格が強いのはならっぽいけど…

ならはいじること以外にも素直な性格がある、

今回のデートでその素直さを感じなかった。

イタカ

(そうだ、素直さを確認するならとっておきの方法が…)

イタカ

(不意にならの手を握る):

「「えっ!?」」

なら

なになに急に!!

イタカ

…! 僕冷房なんて付けたかな

イタカ

ならの手、すごく冷たいけど?

ウィラ

ああぁつっかれたわね〜!

ツキカ ココロ

色んな意味で疲れたね………

ツキミ ナラ

なんであんなに精神に来るやつをやらせたの!!!全く!!

ルカ

でもこれでわかっただろう?あの二人は完璧に信用しきってるってことをね

ウィラ

……まぁそうね、。

ツキカ ココロ

けど1番大事な所を見れなかったの…!!観覧車を最後に2人乗ってて…

ツキミ ナラ

あ!それを言うなら私達も最後に家入られたからわからなかったかも!!

ウィラ

…でもどっちもイチャつく場所じゃないかしら

ツキカ ココロ

うぅ……

ツキミ ナラ

はぁ…どうしよう…。けどもし2人があいつらのこと信用しきったら心はこの世界から消えるんだよね

ツキミ ナラ

まだ消えてないってことは希望があるはずだよね!

ツキカ ココロ

…そうだよそうだよ!!!

ツキカ ココロ

落ち込んでても仕方がないよね!!立ち上がらなきゃ!!

ウィラ

まあ心が元気なら私も元気になれるんだけど、わかったわ!

ルカ

ならの言う通りだ!明日からもっと弁解していくよう頑張ろう!

ツキミ ナラ

そーだねぇ〜!

ツキカ ココロ

うんうん!!あ、そういえばなんで今日は観察に行かせたの?

ルカ

イタカ達がどれぐらいあいつらのことを信用してるかを確かめただけさ!あまり深い事はないよ!

ツキカ ココロ

そっかそっか!わかった!!ありがとう!!

ツキミ ナラ

じゃあ明日は元気でこの4人組頑張るぞ〜?

ウィラ

ええそうね!!!少女達をわからせてやるわ!!

ウィラ

でなんで私とルカがここに残るのよ!!

ルカ

いいじゃないかもうここで!

ウィラ

は〜ぁ全く!

ウィラ

それよりもどう弁解するつもりなの?

ルカ

ふぅ…………

ウィラ

えっ、ちょっと?

ウィラ

ルカ?

ルカ

スピー………

ウィラ

あんた寝たの!?はや過ぎない!?

ウィラ

なんなのよもう!

ウィラ

もういいわ1人で酒飲んでやるんだから!!

ウィラ

心?

ウィラ

どうしたの心__

ツキカ ココロ

ウィラちゃんどうしよう、。

ウィラ

…何があったの!?

ツキカ ココロ

もうすごく…辛いよ

ウィラ

は!?なに!?なにがあっ_

トゥルンっ。 ココロに電話を切られる

ウィラ

ココロ……!?

ウィラ

ナラまで…

ウィラ

一体何があったっていうのよ…。

ほーらね、早く行動に移さないからこうなっちゃうんだよ笑

なら

馬鹿な4人組。笑

第17話「君だから。」

ルカ

それで私達は今学校に登校している訳だけど…

ウィラ

やっぱ学校に行くのは良くないかしら、

ウィラ

2人が心配だわ、

ルカ

けどイタカ達の様子も見なければ危うくココロが消える

ウィラ

うぅもう!!なんってめんどくさいの!!

ボスッ

誰かと肩がぶつかる

少女

あっごめんね

それで私がその場所に行ったらね!

少女

うんうん!

ウィラ

………ちょっと待ちなさいよ!

ウィラ

少女!あんた今どんな状況になってるかわかってんの!?

少女

………何、?

ウィラ

ココロが今苦しんでるの…!!

少女

…何それ、知らなかった、

少女

けど………ウィラちゃんなら元気づけることできるでしょっ?

少女

だってウィラちゃんは優しくて元気な子なんだからさ!頑張ってね!

ウィラ

は………?

少女

行こ!心先輩!

「待ってよしょーちゃん!!!!」

ルカ

その声はココロ…!?

ツキカ ココロ

私…!しょーちゃんに元気づけられたいの…!

少女

ココロちゃん!?

少女

なんで私…なの?

ツキカ ココロ

それは、、しょーちゃんが一番大切だから…!!

ツキカ ココロ

お願い…お家に大量のゴミが投げられてたり落書きされてたり怖い事されてたんだ、

ウィラ

(なに…それ…)

少女

…わかった、ココロちゃん!お家に案内して!

ツキカ ココロ

…!! うん!

しょーちゃん…!?

少女

ごめんね!心先輩!"親友"の頼みだから許してね!

少女とココロがこの場を駆け抜けて去る

ウィラ

ナイス!!ナイスよココロ!!

ルカ

ナラの方も上手く行っているかな…

チッ、クソ。

ウィラ

あんたの仕業?おうちどうたらこうたらってやつ

バチンッ!!!

ルカ

…!!?

ウィラ

いッ…

心がウィラの頬を叩く。

少女は必ず私が と る 。

ツキミ ナラ

は〜ぁ、、別に落書きされてても何投げられてても私にとってはどうでもいいけど…

ツキミ ナラ

なんだろうな…すごく嫌だったんだよね

ツキミ ナラ

私も最近疲れてんのかな、さけれないチーズ買お。

「こんなところでサボってるの?笑」

ツキミ ナラ

……!!!!

イタカ

ナラ、少し聞きたいことがあるから来たけど、怒ってる?

ツキミ ナラ

イタカ!?ぜんっぜん怒ってない無い!聞きたいことって何!!

イタカ

それなら良かった 、 単刀直入に聞くけど

イタカ

君は“なら先輩“なの?

ツキミ ナラ

えっ…!?

ツキミ ナラ

わかってくれ__

その時、絶好のチャンスの時に何者かに手を掴まれた。

なら

君がナラちゃんだっけ〜?ちょっと着いてきて欲しいとこあるから来てきて!

イタカ

待ってなら!ナラに今聞きたいことを聞いていたんだけど!

なら

NPCだよ?笑イタカってば変なの!

ツキミ ナラ

NPCじゃない!!!私はナラ…!!ナラ先輩なの…!!

イタカ

っ…!

なら

チッ、 ナラちゃん!それが本当かどうか確かめさせてよ!

ツキミ ナラ

わ、わかった

なら

ちなみにイタカ?これは女の戦いだから男は入っちゃダメだよ〜笑

イタカ

わかってる、なるべく早く終わらせてきて。

ツキミ ナラ

全く、好きな人の事もわからないんだから…。

イタカ

好きな、、人…。

ツキカ ココロ

ほら、みて、しょーちゃん。

ツキカ ココロ

「デスゲーム」だとか「孤児院」だとか書かれてるの、

少女

なんでそんなこと…! しかもこの数の落書きとこの数のゴミは、、

ツキカ ココロ

知らないけど、すごい苦しいの、

ツキカ ココロ

それはきっと嫌がらせをされたからじゃなくて、もっとちゃんとした具体的な何かなんだと思う。

ツキカ ココロ

ねえしょーちゃん。私はそんなに…

ツキカ ココロ

しょーちゃんからして良い存在では無かったの…?

少女

っ…

少女

ううん、そうじゃない、

ツキカ ココロ

NPCがこんなプログラムされてると、本当にそう思うの?

少女

NPC…、、ココロちゃんはNPCじゃないの…?

「少女!!!!」

ウィラ

はぁっ、、この階段疲れるわね…

少女

…! ウィラちゃん…?

ウィラ

ごめんねココロ!!ちょっと少女借りるわよ!!

ツキカ ココロ

えっ!?

ウィラと少女がその場を走り去る。

ツキカ ココロ

一体なにが…

「おつかれ〜。笑」

ツキカ ココロ

っ……!!!!!

ウィラは私と協力したんだよっ?

ツキカ ココロ

はっ!?そんなことあるわけが無い!

いやいやほんとだってば笑

少女は必ず私が と る 。

私がその場を去ろうとした時だった

ウィラ

ちょっと待ちなさい

ルカ

ウィラ?

何?

ウィラ

私あんたに協力するわ

はぁ?

ルカ

…(何かの作…?)

ウィラ

正直、ココロにはもう飽き飽きしてたのよ

あんた好きだったんじゃないの?

ウィラ

好きだった、そう、好きだったわよ。

ウィラ

もうなんか…本当に少女を選ぶんだなってわかった時、私すごく悲しかった。

ウィラ

こんなに私に悲しい感情を植え付けるやつなんて要らない、いらないわ。

っへぇ!おもしろい!

ってね?

ツキカ ココロ

まさか…そんなはず…っ

お前は捨てられた…否、捨てて捨てられたんだよ

ツキカ ココロ

私ウィラちゃんともちゃんと__ッ

髪をぐしゃぐしゃにして掴まれる

ツキカ ココロ

うッ!!

っはは、私のお遊び相手に…なってね?

ルカ

ん?あれはイタカ…

イタカ

なら達は…!

ルカが走って駆けつける

ルカ

イタカ!!

イタカ

っ、ルカ…

ルカ

この際だから言わせてもらうよ!

イタカ

後にしてくれない?僕は今急いで_、

「本当に馬鹿だね君!!!」

イタカ

はっ、?

ルカ

ならを…ナラを思い出してくれ!!

ルカ

なら先輩は確かにならだけど…性格もいじられていて、私達は本当の性格を知らない!

イタカ

待って、その言い分だとナラをまるでならだと言うように見えるけど、

ルカ

だから!!!

ツキミ ナラ

ツキミ ナラ でーす!

イタカ

ねえ今 ツキミ ナラ って…

ルカ

驚いたねっ…笑

いつでも偶然は唐突と来てそれを平気で受け止めて

ルカ

わかったから…手を離してくれないかい、?

ツキミ ナラ

あぁ…うん…

いつでも急な異変を平気で受け止めて

??

ツキミ ナラをこちらに譲りなさい

ツキミ ナラ

大丈夫ー!無事に帰ってくるからさ!!

イタカ

なら…!!

ルカ

ま、待って!駄目…ダメだよ、!

「行くな!!!!」

いつだって無理な気遣いを平気で受け止めて

??

お願い、諦めないで

ツキミ ナラ

えっ…?

いつだって無茶な願いを平気で受け止めた。

「ちょっと待ってぇぇー!!」

ツキミ ナラ

何告白現場に…してんのよ!

ツキミ ナラ

あのさ…あんた達こそ何?勝手にでてきて…

少女

人探しっていう話!この人だよ!

イタカ

僕もこの人。

ツキミ ナラ

人探しに手伝ってやったのに私達の感謝が後回しにされてることが許せないの!

イタカ

優先順位をつけただけ。

ツキミ ナラ

何こいつ!わがままにも程が__

イタカ

ならに文句?

ツキミ ナラ

えっ…?

イタカ

助けてもらったばかりなのに悪いけど、

イタカ

どこかにいっててくれる?二人共。

誰かの無茶なお願いを受け止めれない日もあった。

いつも平気で受け止めれた事がなぜ急に受け止められなくなったか

その決め手はいつだって自分の気持ちに従ってきたんだろう

喜怒哀楽がある気持ちで生まれてきたんだから当たり前なんだけれどね笑

相手の気持ちを考えた上で自分の気持ちに従う時も

自分の気持ちを考えた上で相手の気持ちに従う時もあるだろう

けどその余裕も考えたくないくらい自分の中で 曲げたくない意見が一人一人必ずある。

その自分自身で定めた意見は誰になんと言われようと反論するだろう

けれど時に相手の気持ちを考えてみる事で

世界がまた1つ変わって見える

沢山考えれば考えるほど世界は自分で変えれる

もちろん自分の意見を曲げなくても良いけど

深く考えた上でもう一度よく自分の意見を考えて欲しい

その時に出てきた答えが

”真実(ほんとう)”の答えさ。

ルカ

それでどうなんだい!君の意見は…!!

イタカ

っ、

イタカ

そんなことで悩んでるんだったら辞めたら?

ツキミ ナラ

あっそういうこと!?

イタカ

どうして ナラが…?

カタイ

こっちへ投げて!

ツキミ ナラ

! はい!!

「「死者とは話せる事も見ることも触れる事も1度死んでしまったら何も出来ないんだよ?」」

少女

ねえ、ウィラちゃんと心ちゃんに言われた事…つっかかるんだ

イタカ

あんな説得なにも響かないけど

少女

とか言いながら本当はつっかかってるんじゃん!

イタカ

うるさい

イタカ

けど もうならと心はいる、それだけで良いでしょ

少女

わかんない…わかんないよ…一体誰の言葉があってるの…?

イタカ

まさか本当に……ナラは…

ルカ

…! そうさ!ナラはなら先輩さ!!

イタカ

アバターが違うのに…?

ルカ

きっとなにかされたのさ!!

イタカ

そんな…ごめん、僕ずっと勘違いを…

ルカ

それは私に言わないでナラにいうべきさ!!

イタカ

あぁ、ルカ、ありがとう

少女

ウィラちゃんどうしてココロちゃんから引き離したの!?

ウィラ

NPCか本当の人間か疑ったわよね

少女

....

少女

ゲームマスターが用意した..心先輩のそっくりさんとかじゃないの、?

ウィラ

まだそんなこと言うつもり少女…!!!

ウィラ

確かに見た目全く違うけど..話し方も仕草も全てあの時の心と同じ…

少女

同じ?

ウィラ

大好きな人の事何も知らないで生きてきたの!!?

少女

…!

ウィラ

見た目とかどうでもいいの!!

少女

心..先輩?

しょーちゃん!!

たとえ見た目が同じでも中身が違うから

だから不安に思ってたことがあるんじゃないの?

心先輩と手を繋いだ時、暖かみを感じなかった。

少女

心先輩..もしかして寒い?

まさか!!観覧車の中だよ?

刑務所での書類作りでさえも大変では無いと語った

え?あぁ...パソコンですぐやれたんだよ!

少女

けど偉い人が使う印鑑を…

あ、あぁ!彫るの大変だったなぁ〜...

様子がおかしかった。

少女

確かに..あるよ

ウィラ

…! それだったらあの心は偽物だってわかるわよね!!

少女

なんでウィラちゃんはそれを知ってたの?

ウィラ

えっ…?

少女

ゲームマスターと拓(たく)組んでたんじゃない?

ウィラ

今はそんなことどうでもいいでしょ..?

少女

騙そうとしてるの?今までのゲームを振り返ってみても私に足りなかったのは疑う気持ちだから。

少女

今度こそは騙されてあげないよ

ウィラ

ち、違う!違うの!!私はゲームマスターと拓組んでなんかいない!!

少女

ここはLIARの世界なんだよウィラちゃん

少女

簡単に信じられない

ウィラ

論より証拠って言いたいのね..

ウィラ

わかったわ。付いてきなさい

第18話「ずっと傍にいた大好きな人」

なら

さーてそろそろ最終戦と行こうか

ツキミ ナラ

なに…!?

なら

っふふ!!

そう嘲笑うとならは包丁を持ち出す

ツキミ ナラ

っ…!?

なら

そろそろ帰ってもらおうか

ツキミ ナラ

死なせないで…!!お願いだから!!

なら

じゃあイタカに近づかないと約束できる?

ツキミ ナラ

それは………

ツキミ ナラ

とにかく落ち着いて話し合ったら…!!

瞬きをした途端

包丁をナラの首元へ持ってきていた

ツキミ ナラ

…!!!!

なら

話し合い?その前にあんたが死ぬのに笑

ツキミ ナラ

あんたはNPCだからそんなチートも使えるんだよね..笑

なら

は?

ツキミ ナラ

だから!ゲームマスターから造られた存在だからそんな素早く私に近づける訳だ笑

なら

っ…ふふ、遺言はそれでいいの?

ツキミ ナラ

もう助かる道ないんだし...どれだけ説得しても無理そう、だし。

なら

何か言いたげね笑

なら

チートだとか造られたとかどうでもいいけど

なら

お前が死ねたらそれで良い!!!

首に包丁が食い込む

ツキミ ナラ

っ…

大好きな人を説得出来ない自分なんて要らない

特殊な失恋の仕方を歩んでしまっただけ

大好きな人が幸せならそれでいいんだ

自分と幸せを共有しなくったって片方が幸せならそれでいい

もう片方がその幸せを祈り続ければいい。

目を開くと辺りが真っ白だった

あっちの世界に押し返されたんだって分かった。

「僕の知らない所でこんなことやってたんだ」

なら

はっ……

包丁が止められている

イタカ

僕知らなかったんだけど。なら

なら

い、イタカ…?

ツキミ ナラ

イタカ…!!

なら

ま、待ってこれには訳が!!

イタカ

ごめん。ナラ、今までずっと傷つけて

ツキミ ナラ

っ…!

そういうとイタカはならの包丁を奪う

イタカ

さて、僕を騙して 弄(もてあそ)んでたのは君だよね

なら

なんで……なんで…!!

イタカ

自分の中で曲げられない意見がある。

イタカ

それを否定されたから僕は怒っているだけ

なら

意見?ちょっと..愛する人を殺すつもりなの!?

イタカ

ルカがいなかったら丸っきり騙されるところだったよ

イタカ

僕は..ならじゃないナラが好き

なら

はっ…!!

ツキミ ナラ

っ…!

その時、ならがスッと姿を消した。

イタカ

消えた…。

ギュッ

イタカ

!!

ならからハグをされる

ツキミ ナラ

イタカ、、どうして私のこと認めてくれたの、?

イタカ

僕は自分で気づけなかった、ごめん、本当にごめん、

ツキミ ナラ

そんなの…もういいよ、

ツキミ ナラ

わかってくれたことが嬉しいんだよ…!

イタカ

僕は好きな人の事を自らわかっていなかった、それだけならまだしも傷つけまでしてこんなになるまで放っておいた、

イタカ

だから僕は__!

ツキミ ナラ

もういいって言ってるじゃん笑

ツキミ ナラ

イタカがわかってくれたならもうなんでもいいよ、グスッ

イタカ

っ…グスッ

ルカ

よかったよかった!

イタカ

ルカ!

ルカ

本当に平和解決してよかったよ〜っ!

イタカ

ごめん..ルカ、ありがとう

ならがルカに強く抱きしめに行く

ツキミ ナラ

ルカ!!本当にありがとう!!!!

ルカ

わっ…!

ルカ

っはは!良かった。グスッ

ルカ

きっとココロの方も上手く行ってるはずだよ。

ツキミ ナラ

そっか、よかった。

ツキミ ナラ

じゃあ私達だけ一足先に戻ろ!

イタカ

ああ、そうだ__

ルカ

馬鹿なの?笑

ルカ

会いたいんでしょ?それだったら住所も教えなきゃ行けないし、

ルカ

なにより役職制度を忘れちゃいけないよ

イタカ

はっ、

ツキミ ナラ

そう、だった、

イタカ

僕は強愛者

強愛者→想い人の想い人を殺す

ルカ

私は贖愛者だよ

贖愛者→自分の事を想ってくれた人を殺す

ツキミ ナラ

私は..市民!!!!

ツキカ ココロ

ゲホッ!

ツキカ ココロ

もう無理………

じゃあ死ぬ?死んでくれる?

ツキカ ココロ

死にたくな...........

(鋭く長い包丁を持つ):

これで皮を1枚1枚剥いでやろうか。

それでも耐えるの?

ツキカ ココロ

………………

ツキカ ココロ

もう殺し………………て…。

よくできましたっ♡

そういうと包丁を心の首に向ける

じゃ、今までありがと

ツキカ ココロ

ごめん…なら…

ツキカ ココロ

…!!

少女

ココロ……ちゃん…!

ツキカ ココロ

しょー……ちゃん…?

心が少女に包丁を刺されていた、 と同時に 心が少女に包丁で刺されていた。

っはは…まじ…かよ…

ここまでやっておいて敗北か………。

ツキカ ココロ

しょーちゃん!!傷、あぁ、血、血が…!!!

少女

ごめんね………ココロちゃん……こんなことでしか守れなくて、。

ツキカ ココロ

そんな!!!!

少女

ずっと…ここにいたんだね。

少女

私の…ココロ先輩。

ツキカ ココロ

しょーちゃん…!! (どうしよう、聞きたいことがありすぎて…)

ツキカ ココロ

それよりも、、!

ツキカ ココロ

き、傷、!

私もうすぐ消滅するな〜。

ツキカ ココロ

えっ、?

じゃあ消滅する前に教えてあげる

少女、市民
ウィラ、辛愛者

お前達に待ってるENDは

ウィラ

(走ってくる): 待ってるEND…は…

月花 心

えっ…?

月花 心

ま、まずい!VRにすぐ戻らなきゃ!!

月美 なら

しなくていーよ

月花 心

なら…!

月美 なら

友達のやつらもどっか行っちゃってるみたい

月花 心

なにしてるの…早く戻らないと、私達はこの3秒が命取りなんだよ!!

月美 なら

だからしなくていーよって言ってるじゃん!

月花 心

どういうこと、?

月美 なら

っふふ!

ガチャ

ドアが開く

き お く

心ちゃん!!!!

うぃら ないえる

心!!!

るか ばるさー

会いに来たよっ!

い た か

…(静かに微笑む):

月花 心

み、みんな、、、?

きおくが月花 心に抱きつく

き お く

心ちゃん!!!この姿が本当の心ちゃんだったんだね、

うぃら ないえる

実はあの時きおくにもう私が説得してたのよ!

月花 心

だから私の事…グスッ うぅッ、

月花 心

信じて……くれたんだ、

き お く

本当は全く信じなかった。なんだけど、心ちゃんが心先輩にやられているのをみてやっと理解したの、遅れてごめん、ごめんなさい

月花 心

しょーちゃん…謝らないで!

月花 心

理解してくれてよかった、。

月花 心

それと、うぃらちゃん! しょーちゃんのこと説得してくれてありがとうっ、グスッ、、

うぃら ないえる

いーわよ! 今こんなに幸せな気分なんだもの。

月美 なら

大変だったんだよ?住所教えあえたのは良いけどあのゲームからの離脱方法わかんなくって…

月花 心

ほんとだ…!どうやって離脱したの、?

い た か

簡単な事、息の根を止め__

るか ばるさー

まあまあ!!!!

るか ばるさー

それよりも、みんな。過去の記憶思い出したかい?

月花 心

…!そうだ…!

月美 なら

ほんっとだ、

き お く

おもいだした、、!

うぃら ないえる

そういえば私、、

「私の過去は…」

月花 心

なんで…みんなでこんなこと…!

親が2歳の頃に亡くなったの。

それで孤児院に入れられた。

やっと平凡な生活を送れると思った時

孤児院に集まってる子供でデスゲームという名の人殺しをやらされたんだ。

月花 心

はぁ…。

そして生き残ったのは私だった。

「私の過去はね」

月美 なら

ええ?そうかな笑

中学生の頃、王子のような存在の先輩に好かれたの。

そのせいで女子からの嫉妬をかった。

嫉妬の度が過ぎていたの。

そして私の姉は殺害されてしまった。

「思い出した、私はね。」

き お く

パパ…!ママ…!!

テロ大事件が起きた時、私の家族もお友達もみんな殺られたの。

それで私一人だけが助かってしまったの

だけど私も決して傷を負っていなかった訳ではなかったの

重症だった。なんなら死にたかったけど、

助かってしまったの。

学校もずっと行けずのままの入院生活だった

退院する頃には精神年齢と実年齢が全く比例していなかった時だった。

「僕の記憶は、」

い た か

おにーちゃん!がんばって!

兄がバスケの選手で、僕は沢山応援をした

けどそのプレッシャーのせいで兄は大会当日に自殺をはかった。

親からは僕が兄を殺したんだとずっとなげかれた。

それが嫌になって自分の貯めていた貯金で何とか家出をしたんだ。

「私の小さい頃は、」

うぃら ないえる

んー!これ良いわね!!

私はよく服や香水を作っていたの

でも私はいじめられていて、作った服や香水も全て貶された

けど唯一私の友達でいてくれた子が私の作った服や香水を付けてくれた。

それで私の友達はそんなことをしたせいでいじめられるようになった

それをウィラのせいだって言われて、私ショックで不登校になっちゃったのよね。

「私の過去はね」

るか ばるさー

やっぱ私ってすごいんだ!

とにかくみんなに愛されていたのさ

なにもかも褒めてくれて

私が作った発明も全て

全肯定してくれていたのさ

だから自惚れていたんだろう。

ある日気がついた。その言葉は本当の言葉じゃなくて

「偽りの言葉」だったんだって。

みんな本当は愛してもいなかったしすごいとも思っていなくて

全肯定したのも全て嘘だったということを知ってから

人間不信になって自分に自信がなくなったのさ

それから行き場をなくしていた高校生6人は“VR“という道を歩んだ。

月花 心

そういうことだったんだ、、

月美 なら

けど不思議に辛くない、もう辛くない、

き お く

きっとゲームマスターさんがあんなことをしたのには訳があったんだね。

い た か

あのゲームがなかったら僕達はこの先の人生どうしていただろう

るか ばるさー

こんな素敵な人と素敵な出会いを…本当に嬉しいよ!

うぃら ないえる

よかったわ…うッ....

月花 心

じゃあこういう日には!

月美 なら

そうだね!!

「「みんなでパーティーをしよう!!!」」

そしてみんなであの世界であったことを全て話していった

もう感動でみんな顔が涙だらけだけど

ケーキはやっぱり美味しいしパーティーは楽しい

あんなに苦しかった日々がリアルでは本当は1時間だけのことだなんてちょっと悲しいけど

でも1時間でこんな出会いがあったなら良いかなっ

月花 心

ちょっとなら食べ過ぎ!!!

月美 なら

お腹すいたのいいじゃん!!

い た か

心はならにあんまり意地悪しないでねっ?

月美 なら

ほら見てみな私には守護神がいるんだから!笑

月花 心

うぅ!

き お く

そんなことしたら..(イタカの食器をとる): はいこれ心ちゃんにあげるよ!

い た か

はっ!?

月花 心

しょーちゃんナイス!笑

るか ばるさー

これは完全にイタカの敗北だね~笑笑

うぃら ないえる

だっさー!!!

月美 なら

っははは!

い た か

なんで僕の敗北なのかな💢

こんなにみんなで楽しく話せたのは..あの経験があってこそだ

ゲームマスター、ありがとう。

月美 なら

あ…でさ…イタカ、ちょっとついてきて欲しいんだ

い た か

ん?わかった

月美 なら

ほら、心もやって(小声

月花 心

しょ、しょーちゃん…!ついてきて欲しい、!

き お く

うん!いいよ!

月美 なら 、 いたか 、 月花 心 、 きおく がこの場を去る

うぃら ないえる

ああもうそろそろね

るか ばるさー

じゃあ私たちももうそろ行こうか

???

うぃら ないえる

ただいま帰りました。

るか ばるさー

遅くなってすみませんっ。

??

っふふ。けど本当にいいの?

うぃら ないえる

もういいですよ笑

るか ばるさー

だって..

「「私を選ばなかったあいつに復讐を払いに来たんですから。」」

END.

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