鬼の子の私は恋をした

放課後。

みんなが部活に励むなか、私は1人で何を描くかを探してる。

私は部活中、勝手に外に出て人を描いている美術部の幽霊部員だ。

コートを転がり回るボール

それを自分の体の1部であるかのように操る選手。

ここの高校のサッカー部は、結翔くんの代が入ってから強いらしい。

サッカーは見てて面白い。

描くのも楽しい。

そして何より､､､

高校で結翔くんと出会って初めて恋という感情を抱いた。

でも、この恋を叶えることは出来ない。

叶えてはいけない。

それが私の契約。

私にとって、いい選択だから___