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天使
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シズ
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シズ
シズ
天使
昔話しをしようかな…
僕には妹が居た
妹… すずは喉の病気を患っていて 生まれつき声が出なかった
妹が亡くなったのは、
僕が15歳の時
その時妹は9歳だった
亡くなった原因は雪崩だった
お父さんとお母さん 僕とすず
久しぶりに家族みんなで 旅行に行った
家族みんなでスキーをしていた時
天候が悪くなり、 建物に避難した
良くなる兆候は一切なく、 僕達の他、沢山の人達が 建物の中で一夜を過ごした
朝方、すずがいないことに気づいた
シズ
すずは喋れない
迷子になったらどうしようと 考えていた
お父さんとお母さんも すずがいないことに気づいて みんなで探した
吹雪が止んで 視界が良くなった
ゲレンデを見ると、 下側、特に左の方で 雪崩が起きていた
僕達が建物に入る前にいた所
血の気が引いた
すずがいないことに気づいたのは朝方 でも、いつからいなかったのかは わかっていない
僕もお父さんもお母さんも 自分のことで手一杯だった…
救助隊が着いた
お父さんが隊員に事情を話して すずの捜索してもらった
もし、雪崩に巻き込まれていたんだとしたら、まず亡くなっているだろう
雪崩に巻き込まれてから 人間が生きていられる時間は たった15分
その間に見つけ出して 救助しないといけない
いないことを願いながら それでも早くすずに会いたかった
後悔した
あの時 すずの手を離してしまった事を…
シズ
信じたくなかった
すずが亡くなったことを
自分のせいだと思ってる
そんなことないと 2人は僕を宥めてくれた
その優しさすら、 僕には息苦しかった
逃げる様に家を出て行った
元々知り合いだった時雨 時雨の友達の紫月
紫月が知り合ったらいむ らいむの幼馴染の璃音
4人と一緒に住む事にした
1人じゃないと 思っていたかった
すずを失った僕は 1人になるのが怖かった…
そんな時、天使くんと出会った
すずと同じ
喋られない彼を
きっと僕はすずとして見たんだろう
守りたいと思った
僕と同じ1人ぼっちで すずと同じで喋れない彼が
僕は彼の為だと偽り、 彼と一緒に住む事にした
側に置いて、 彼を守れば
もしかしたら、 僕の心は救われるかもしれない
それが理由の一つだ
我ながら最低だと思う
天使くんは天使くんだ
すずとは違う
わかってる…
わかってるんだよ…
でも…
僕はすずが好きだ 世界で一番大切な
僕の宝物…
だからかな…
天使くんに恋愛感情を抱いたのは もしかしたらそれが理由かもしれない
ただ一つ言えることは
『僕はきっと幸せになれない』
天使
天使
天使
天使
天使
天使
天使
天使