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あれは1年前の春

友達との帰り道、怪物に襲われた

花咲命(ハナサキミコト)

!?

危ない状況に陥った時、隣から氷がやってきて怪物を氷漬けた

轟焦凍

花咲命(ハナサキミコト)

⋯あの、ありがとうございます

チラリとこちらを見た赤と白の綺麗に半分に分かれた髪の男性

一瞬で胸がときめいた

杜山見良(モリヤマミヨ)

命、あの人すごいよ!

個性︰情報収集の友達、杜山見良が教えてくれた。彼はNo.2の息子なんだとかかんとか。

花咲命(ハナサキミコト)

(⋯釣り合うわけない)

花咲命(ハナサキミコト)

(なぜなら私は)

無個性、なんだから

見良の情報収集のおかげで彼の事をよく知ることができた

名前は轟焦凍ということ

実は2つの個性が使えること

姉と兄がいる末っ子ということ

そして、

雄英高校に推薦として受験するということ

同じ立場には立てないのは分かっている。だから、少しでも視界に入ることが出来るように普通以下の脳に勉学を叩き込んだ

ようやく普通科で受かることができた

花咲命(ハナサキミコト)

⋯よし、

花咲命(ハナサキミコト)

今日から轟焦凍くんと同じ学校!

もちろんヒーロー科では無いのでクラスは違う。彼はA組、私はC組だ。

花咲命(ハナサキミコト)

⋯接点あるといいな

私は無個性なんだから、関わるってことすらないかも

杜山見良(モリヤマミヨ)

命、あんたどこ突っ立ってんのよ?みんなの邪魔になるよ?

花咲命(ハナサキミコト)

あ、ごめん

見良は同じ高校⋯⋯ではなく、個性を生かし、警察学校に行くらしい

杜山見良(モリヤマミヨ)

1年間頑張ったんだから、青春送りなさいよ!

花咲命(ハナサキミコト)

ありがとう⋯でも、接点なんてないし⋯

杜山見良(モリヤマミヨ)

そんなのわかんないじゃん!

杜山見良(モリヤマミヨ)

命ならいけるよ!

花咲命(ハナサキミコト)

そうかな〜??

杜山見良(モリヤマミヨ)

いけるいける!

杜山見良(モリヤマミヨ)

もうすぐ行かないとまじヤバだから行くね!命頑張ってね!

花咲命(ハナサキミコト)

ありがとう!

花咲命(ハナサキミコト)

(もしかするとなにかあるかもしれない!はりきっていくぞー!)

花咲命(ハナサキミコト)

(⋯なんて張り切ったけど)

あまりにも誰も知らなさ過ぎる!

花咲命(ハナサキミコト)

(轟くんがこの学校にいるって事しか知らないから、どんな授業とか何も知らないし)

花咲命(ハナサキミコト)

(みんながみんな無個性ってわけじゃなさそう⋯)

花咲命(ハナサキミコト)

(っていうか私以外に無個性の人っているの?もし個性有りの人しかダメな学校だったらなんで私が入れたのか不思議…)

花咲命(ハナサキミコト)

(友達なんてできるかな〜⋯)

1ーC

モブ1︰ねぇねぇ、知ってる?A組イケメン勢揃いらしいよ!

1ーC

モブ2︰そうなの!?

1ーC

モブ1︰確か、爆豪勝己って人と

1ーC

モブ1︰轟焦凍って人が1位を争うくらいらしいよ!!

花咲命(ハナサキミコト)

え!?

ガタッ ガシャーン

1ーC

!?

花咲命(ハナサキミコト)

あ、ご、ごめんなさい💦

花咲命(ハナサキミコト)

(椅子倒すなんて恥ずかしい⋯)

花咲命(ハナサキミコト)

(それにしても、やっぱりイケメン部類だよね⋯)

花咲命(ハナサキミコト)

(⋯せっかくだし、変わってないかとかそんなこんなで見に行ってみようかな?)

ソソクサッ

1ーC

モブ2︰なんだろあの子、初めて見た

1ーC

モブ1︰椅子倒すほどなにか急いでたのかな?

1ーC

モブ2︰⋯でもさ〜、私たち普通に個性あるけど普通にヒーロー向けとかヒーロー目指してる訳じゃないからA組とかB組とかと釣り合うわけないか〜

1ーC

モブ1︰なんせ“無個性”の人も中には居るだろうしね、無個性の人って逆に大変だろうね〜

1ーC

モブ2︰私まだ個性持ってるから轟焦凍くんとかと付き合えるかも?

1ーC

モブ1︰はいはい、夢見なさんな

1ーC

モブ2︰ぶーぶー、夢ないな〜

花咲命(ハナサキミコト)

⋯ここだ

花咲命(ハナサキミコト)

(変な人だと思われないようにしないと…)

ちらちら

花咲命(ハナサキミコト)

(同じ教室背景なのに圧が全然違う感じ…さすがヒーロー科)

花咲命(ハナサキミコト)

(私もここに入れたら、なんて…)

花咲命(ハナサキミコト)

(そんなこと言ったら怒られちゃうな)

あら?

花咲命(ハナサキミコト)

ビクッ

あなたはここの教室の人じゃないわよね、何か用事かしら?

花咲命(ハナサキミコト)

あ、いや、えっと…

驚かしたかしら、ごめんなさい

私から名乗ろうかしら

蛙吹梅雨

蛙吹梅雨よ、梅雨ちゃんで呼んでケロ

『私の名前と引き換えに、』

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