センシティブ
二次創作・夢小説
青藍の瞳に溺れる。
1話から読む全国からエゴい天才たちが集められた「青い監獄(ブルーロック)」。
“追加サポートスタッフ”として呼ばれた新米マネージャーの夢主 。
天然でドジだし、初日からスポドリをひっくり返したり、緊張で言いたいことが言えなかったり…。
でも「みんなの役に立ちたい!」という気持ちだけは、誰よりも強い。
エゴすぎる選手たちの中で、唯一近づきがたい存在——
冷静沈着で、誰にも心を開かない 糸師凛。
彼は最初、夢主に興味どころか視線さえ向けなかった。
けれど、毎日選手たちを必死に支えて走り回る主人公を見て、
凛の中で少しずつ変化が起きていく。
「また転んだのかよ。……危なっかしいな」
「ご、ごめんなさい…! でも、みんなのために…!」
ある日、主人公が深夜まで残って選手のデータ整理をしているのを見つけた凛は、
思わず言葉を失う——自分よりも真剣なまなざしで、選手たちを支える彼女に。
そしていつしか、凛は気付いてしまう。
練習後、何気なく主人公を目で追っている自分に。
ただのマネージャーと世界が認める選手——
その線を越えたら、もう戻れない。
サッカーのためだけに生きてきた凛の氷が、
少しずつ、彼女によって溶かされていく。
でも、ブルーロックは恋を許さない場所。
凛の才能を狙うライバルたちも、主人公の存在に気付き始める。
“選手としての未来”か
“君を選ぶ未来”か——
冷たく見えて誰より繊細な天才と、
不器用だけどまっすぐなマネージャーの恋が揺れ動く。







