ノベル
恋愛・ロマンス
39
眠る孤独の月の下、探し求める鈴の音
1話から読む夜を照らす小さな光――それは、彼女にとっての救いだった。
配信者《ネム》として声を届ける少女・凛月冴。
その声を聴きながら、夢を見ているように笑う少女・羽織鈴夢。
“画面の向こう”でしか交わらないはずのふたり。
けれど、ひとつのコメントがきっかけで、
止まっていた時間が少しずつ動き出す。
声と声、夢と現。
孤独と優しさが重なる夜に――
鈴の音が、そっと響く。
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