ピアノを奏でる君の色

高校二年生の神若爽斗は入学から虐めを受けている。 教室にいるのが怖くなり相談室に通うようになった爽斗にある日ピアノの綺麗な音が聞こえてくる。 相談室の担当の榛原先生に言われて音楽室を見に行くことになった爽斗学校扉を開けると そこには真っ白な髪にエメラルドの瞳を持った少年。 空夜奏叶がそこにいた。 初めは警戒していた奏叶だが段々と爽斗に心を開いて行き───。 男子高校生二人の夏に入る頃の青春物語。