ホラー・ミステリー
32
この恋は、飴玉みたいに甘ったるい。
1話から読む“……ん、あげる…”
放課後の誰もいない教室で,そう言ってポケットから出した飴を僕に手渡すのは,クラスメイトの女子、立花聖那。
クラスの人気者である僕、柊玲於は,1匹狼である彼女とは接点がなかった。
たまたま戻った教室で,彼女に会うまでは。
強かで完璧に見えるけれど,本当は…
どこか抜けてて時々影を見せる彼女から,何故か目が話せなくて___
あの日の飴のように甘ったるい,そんな恋が、今始まる。
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