君に逢えてよかった。

外の世界を知らないお嬢様の葵。 葵の周りには人が集まらず、いつも周囲からは高嶺の花の存在として見られていた。 高校生活が始まり、葵はある1人の少女と出会う。 元気で明るい朱里。 誰にも話しかけられない葵に声をかけた、不思議なクラスメイト。 ある時、葵は朱里に頼み込み、カラオケやファミレスなど、"普通の高校生"が行くところに連れていってもらうことに。 そこで葵は外の世界の楽しさに気づいて… 「君がいたから今の私がいる」 物語の終盤からは… 切ない＋希望の混ざったストーリー。