EGGMAN
父親が失踪した後から、精神的に不安定になってしまった母親と不仲が続く主人公の葛城莉乃。母親とは一年以上まともに口をきいておらず、心を開いているのは弟の英人だけ。莉乃はJKビジネスを仕切る裏社会の人間に利用され、小遣い稼ぎのためにグレーなお仕事「JKお散歩」と「パパ活」に励む日々を送っていた。そんな中、見知らぬ老人から「卵」をもらう。 「これは君を支える君だけのペットになり、どんなペットが出てくるかはお楽しみだ」と言われ興味が湧いた莉乃は、卵を孵化させることに。卵の世話をしているうちに母性が芽生え始め、長い時間空いていた心の穴が埋まっていくのを感じる。困難を乗り越えてようやく卵が孵化するが、見たことのない生物が現れたのだった。