二次創作・夢小説
305
ゆめにっき。
1話から読む「夢日記って知っていますか?」
ふと見かけた動画がきっかけで夢日記を始めた
最初はただの遊びだった。
けれど、夢に現れた幼なじみ
踏切で消えるたびに、現実が少しずつ壊れていく。
「──もうすぐ此方に来る頃ですね」
夢の中で交わされた言葉が、心の奥に爪を立てる。
何が現実で、何が夢だったのか。
その境目が滲んだとき、最後の答えを選ぶ。
そして花の名を知らぬまま、踏切の音に包まれて、静かに笑った。
二次創作・夢小説
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