復讐のメビウス
復讐は復讐を呼ぶ・・・止まらない復讐劇、毎章ごとのどんでん返し、はじめはヒロイン18歳の中国の山奥で陶芸家の父と二人で暮らすリーファンの初恋からはじまる、険しい坂道で事故を起こした「高村隆二」を助けたリーファンとその父親、隆二の怪我が治るまで世話をするうちに次第に惹かれ合い、月の光に照らされて美しい滝で結ばれた二人、しかし父から突然出て行った隆二には日本に妻も子供もいることを告げられる、弄ばれて捨てられたリーファンは彼の子供を中絶し、自殺未遂までするが、その悲しみはやがて彼女を恐ろしい復讐鬼に変えてしまう、彼女は日本に渡り、まずは隆二の長男に魔の手を伸ばした、若く、未熟な隆二の長男、大学生の「高村和樹」を虜にし、和樹を通じて隆二の家庭に侵入した、隆二と息子の和樹二人を翻弄し、しまいには嫉妬の炎で男二人を争わせ、隆二の家庭を火事で家もろとも崩壊させてしまう、家族がバラバラになった末に復讐が虚しくなったリーファンは新しい恋へとシフトチェンジして、新たな人生を生きようとしたが・・・すべてを壊された隆二の末娘(鈴子)は一部始終を見ていた、時代をまたぎ、中国から日本へと舞台を移しながら、富と権力もまざって、隆二に復讐して高村家を壊したリーファン・・・しかし復讐劇はそれでは終わらなかった・・・高村家には末っ子の鈴子がいた、大人になった鈴子は高村家を壊された執念で、リーファンへへ報復することを誓う、復讐のメビウスが今ここに出来上がる