セピア色に縋る
こんにちは。ようこそ、私の■■へ。
私は誰か...って?申し訳ないけれど、それは教えられないわ。教えても、あなたの耳には届かないでしょう。私、■■の人だからね。
私達特有の言葉は、聞いてもあなた達ニンゲンには理解できないわ。
代わりに、昔話をしてあげる。
今も昔も最低な、ニンゲンたちと、それを必死に守って自分を保っている哀れな守護者たちのお話。
聞きたい?
......そう。そう言ってくれて助かったわ。私も退屈しのぎが出来そう。
それじゃ、ゆっくり■■■■■■■■■でも飲みながらお話ししましょう。
そう言って、目の前の人物はありふれた昔話を語った。
表紙画像:アイビスペイント
※この話に政治的意図はございません。戦争賛辞もございません。あくまで妄想級の作品としてご覧ください。