死神元帥はただ一人のために策謀する
エルフィンストーン王国の元帥ギルバートは、片目を失っている上感情の起伏もなく、周囲から死神と恐れられていた。
だが彼は隣国との戦を終わらせた英雄でもある。
ある日19歳のシャーロットは32歳のギルバートに求婚される。
年の差はあるものの、彼女はギルバートが英雄と呼ばれるようになった〝十月堂事件〟を責任を負う父のためにも嫁ぐ事を決めた。
最初は死神と呼ばれている彼を畏れていたものの、実際のギルバートはとても優しくて、自分だけを愛する夫にシャーロットはたちまち溺れていく。
甘い新婚生活が始まると思った矢先、二人の周囲できな臭い出来事が起こっていく。