アマノテ
その昔、世界には「四凶(しきょう)」と呼ばれる、災いを司る四柱の神が存在した。
人々はその猛威に抗えず、ただ滅びを待つしかなかった。
だが、神と響きを交わす者――**歌士(かし)**の登場により、神々は歌の力によって封印された。
それから千年。封印がゆるみはじめ、再び世界に崩壊の気配が漂い出す。
そして、神々は怒りや悲しみに満ちた人間に取り憑き歌士を殺そうとしている。怪物じみた人物たちをマガイモノと歌士たちはそう呼んだ。
そのなかの歌士のひとり澪は従者·の天良と一緒に四柱の神々を殺すバトルファンタジーチャットノベル