憑依スキルを手に入れたが、ヒロインたちから管理されすぎる〜他人の身体は自由に使えないらしい〜
右足の怪我によって、剣聖への夢を諦めた少年――レクト。
王立ヴァルセリア学院でポーターに転向していた彼は、ある日、他人の身体へ入り込む『憑依』のスキルを手に入れる。
最初に憑依したのは、幼馴染の剣聖候補・エステル。
満足に動く身体。
失われた夢も、彼女を通してなら叶えられるかもしれない。
しかし――
鏡の中の幼馴染を見て、ときめいてしまったり。
学院一の聖女に、憑依を迫られたり。
召喚士の後輩から、不思議な世界に誘われたり。
錬金術師の才女が起こす、トラブルに巻き込まれたり。
そんな日々の中、憑依によって見えてきたのは……少女たちの秘密と、それぞれが抱える悩み。
そして彼女たちと向き合ううちに、レクト自身も、諦めたはずの夢へ再び手を伸ばしていく。
他人の身体を借りるだけでは、きっと本当の夢には届かない。
これは挫折した少年と、4人の少女たちが手を取り合い――
もう一度、自分たちの未来へ歩き出す学園ファンタジー。