時間の隙間で

広告代理店勤務の木村陽太は、古書店「時の葉書店」で翻訳者の佐藤美月と出会う。初対面なのに既視感を覚える二人。再会した際、店主から衝撃の事実を告げられる。実は二人は異なる時間軸を生きており、この書店だけが「時間の隙間」として機能していたのだ。

十三体

高校1年生の日野間駿は、夏休みに叔父の家を訪れる。叔父から廃校の職員室に十三人の先生が残っているという噂を聞いた駿は、好奇心から廃校を探索。午後4時、突然チャイムが鳴り響き、職員室に頭部が物体に置き換わった十三体の姿が現れる。