オゥルェンジ

お水をかけてお花を咲かせる
ああ、なんてきれいなお花なのかしら

私は寝るのが嫌い
夢の中ではいつも嫌な思いをするから
それなら.....

「乗車資格」
生死の狭間にいらっしゃること
「行き先」
天国、地獄、もしくは現世
「乗車賃」
お悩み
※お客様のお悩み次第で行き先を決めさせていただきます
「その他注意点」
一度ご乗車なさいますと、次の駅まで降りることはできません
GR(地獄旅客㈱)

また部長が酒に酔いつぶれている
時折理解不能なことを言い出すが、気にはしない。
まさか気にせずにいられない言葉が飛び出してくるとは思ってもいなかったが。

それ、あっちだよ！
突然目の前の少女が明後日の方向を指した
何とその方角には俺が行きたかった建物があった
何も言ってないし、こちらから話しかけてもないのに、不思議な子だな
人が行きたいと思った場所が分かる能力があるのかな？

さあ、今日もクレームという名の世直しを始めようか。
最近体の調子が良くないが、それでも俺に課せられた大切な"仕事"だから休む訳にはいかない。
ダメな奴らには恐怖を植え付けてやる

俺は嘘が本当に怖かった
そんな俺の目の前に突如現れたウソダヨさん
人の嘘を教えてくれる素晴らしい霊(？)だ
そのお陰でどいつもこいつも嘘つきばかりだということがわかった。
あいつらと本当に仲良くなんてしてたまるか

センシティブ

朝はとても気持ちがいい。
太陽がさんさんと輝き出す中、今日も八本は扉を開け、仕事場へと向かう。

少し昔の話
幼馴染みとかくれんぼをして遊んでいると偶然にもとあるビデオを発見してしまった。
そのビデオには映像が記録されていないらしいのだが...
※少し長めです

ここは皆が笑顔で暮らす村
どんな時も自然と笑顔が浮かぶ
そんな村に旅人が来た
彼の目にはどんな風に映るのかな

友達がヴィーガンになったらしい。
けれども肉を食べることに抵抗があるのか無いのかよくわからない。
そんな中途半端な人間では無い筈なのに。
彼に一体何があったのだろう