「お前が　″ほしい″　。」

「なぁ、■、お前がほしいねん。」
「...は、？」
ある国の基地の一部屋での会話。ある男はその「武力、知力」を、ある男は「すべて」をほしがった。
目に見えないところで戦いは激化する中、どちらの″ほしい″が勝利するのか。

せんたくばさみのリクエスト部屋

フォロワー様100人突破を記念して開設したリクエスト部屋です!
※「注意事項」を読んでからリクエストしてください🙂‍↕️
※リクエスト対象は、mzya,wrwrd,mrtk,ci,rpさんを対象としています。

『人殺しの君』と『ダメ人間の僕』達の逃避行

「お前は悪くないよ。」
「...どーかな、笑」
世界に価値など見いだせなくなった『人殺し』と『ダメ人間』。
彼らの逃避行は一体何を意味するのか。
あの夏の日の記憶を、少し、覗いてみよう。

『　ハ　レ　ー　彗　星　が　近　づ　く　日　に　＿　。　』

「　これで　、　よかったんかな　。」
『　こうするしかなかったんよ　、　きっと　。』
そう言い合う２人の青年の真上には　、　
この世界にはもったないほどの綺麗な星と　、
７６年に一度のハレー彗星が流れていた　。

自分の運命に絶望し
先が見えない闇の中で
彼は１つの光を見つけた　＿

ゴールデンブラッド

少子高齢化の進む日本。そこで政府が目につけたのは、「ゴールデンブラッド」という血液だった。
血液検査が義務化されて半年。それを拒み続ける1家がいた。これは、その１家の子供達のお話である。