雨後雨

多重記憶混濁障害。それが彼の記憶に混ざったものにつけられた名称だった。
実験の度に記憶を失って、混ざった『誰か』の記憶に侵食いく中、それでも彼が『自分』を見失うことは無かった。

作品について

花後雨

かつて、朝廷の支配から逃れた村があった。その村は現在、町へと変わり、今もその町にある風習には、政府すらも口を出せないのであった。
これは、この町に生まれた双子のある約束と、絆の物語。

謝罪

質問コーナー

生きて

休載が続いてしまったお詫びの読み切り小説です。
久しぶりに書いたので文がひどいかもです…。

雨後涙

干ばつした村に、ひとりの娘がいた。彼女には友達がおらず、親も彼女が十二になる前に他界しており、彼女は独りで生きてきた。ある日彼女は、道に倒れた自分より幼く、同じような境遇の少女に出会う。彼女はそんな少女が放っておけず、一人で生きていけるようになるまで面倒をみることにした。すると、二人はだんだんと、本物の家族のようになっていった。これは、そんな二人の少女の命の物語。