瑠璃紺
瑠璃紺
瑠璃紺
実験者
桃
黄
実験者が出ていった
桃
黄
桃
黄
桃
黄
桃
桃
黄
黄
桃
桃
黄
買い出しが終わり歩いている
黄
黄
桃
黄
桃
桃
桃
桃
桃
黄
1024番が、言おうとした事は薄々分かる
1024番は、きっと
"結局、タヒぬのわかってるし"
" 覚悟は付いてるから "
"今更生きたいとは思わない"
みたいな、ちかいことを言おうとしたんだと思う
だけど僕のために、言わないでくれたんだな
こんな優しい人が、あと4年以内にいなくなっちゃうのかな
そして時がすぎ、1024番が15歳になった
もうこの歳になると、いつタヒんでもおかしくはない
平均、15歳、16歳、で亡くなるという噂をよく耳にする
あと、もう一つよく耳にするのが
自分の、タヒぬ日が一ヶ月前に知れるとかなんとか
まぁ、そんな事をよくきく
そして、1024番の15歳の誕生日の夜中
夜中の3時頃
黄
僕は、何かの音で目が覚めた
鳴き声?
ふと、窓の方を見ると
窓の前に立ちながら窓の外にある真ん丸なお月様をながめ泣いている1024番の姿があった
部屋は、凄く静かで時計の秒針の音が鳴り響く
いつも、"にへ"って元気に笑っている君が
涙をたらす所なんて、初めて見て
僕は、びっくりしていたと同時に僕まで涙が頬に流れてきた
黄
僕は、静かに立ち上がり1024番に近寄る
そして
黄
桃
桃
黄
桃
桃
黄
桃
桃
1024番は僕を慰めてくれているけれど
1024番も、静かに泣いている
あの後
2人で抱きしめ合いながら眠った
黄
桃
黄
1024番は、いつ自分がタヒぬかもしれない
と、怖いはずなのにまた今日も、いつものように笑っている
この日、僕達は
一番、使える実験体だからと
もっと、大きな実験センターに移るらしい
違う実験センターに移るからと、僕がいましている点滴は取った
実験体には、成績というものがあり 一番、実験がしやすくて、一番使える実験体が成績トップになる
だから、成績トップの1024番と1025番の僕がそのセンターに移る
そして、僕達は
その、実験センターについた
また、同じ用な
硬いベットに、必要最低限の汚い部屋
やっぱり、ここに来ると予想通り
実験の毎日、
そして、次第にまた感情もなくなっていく
でも僕は、皆より有利だ
だって人一倍、辛いという感情や、生きたいと言う気持ち、他にも色々な感情が
無いから
何をされても、何がどうなっても
なんとも、思わない
昔、このセンターの子どもの2名が
脱走したらしい
日本に、実験センターは5つぐらいある
他の、4個ぐらいのセンターは逃げ出すことは何回かあるけれど
ここの、センターでは一度も逃げ出した子はいなかったのに
数年前に2名が逃げ出して
今も、捕まえられていない
だから、実験者はまだその子達を探している
そして、またここでも僕たちは成績トップだ
実験者たちは、いつか成績トップの僕達がその逃げ出した子を連れ戻しに行ってこい
と言った
その為に、色々訓練も
知識も付けた
連れ戻す日の夜
黄
桃
桃
黄
僕達は、出発した
瑠璃紺
桃
黄
桃
僕達は、色々な情報を集め推理したここに来た
桃
黄
僕達は、片っ端から探して行くことにした
そして隠れながら、探している
そして、先入して数分後
黄
桃
?
黄
桃
僕達はいつの間にか誰かに腕を掴まれていた
瑠璃紺
瑠璃紺
瑠璃紺
瑠璃紺
コメント
4件
やっぱ上手すぎ…! これからどうなるのか気になる〜!
初めて読んだけど結構うまいやん!?