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置いてくなよ………? あれknさん…?
なんで......にやけてしまうんでしょう(((( ぐろまでいけてしまいました末期ですねこれは( '-' ) でもknさん泣いてるってよ... 新たな展開の予感だァ...((
s h k
全身麻痺したような感覚
震える手でナイフを握って
臓器を切断していく
循環していた血が
途切れ
途切れ
吹き出していく
異常な痛みのせいで
むしろ痛みを感じない
感じているのは焦りだけ
命が削れていく中
最後まで遂げられるか
だんだんと
意識が遠のき
ふらつきながらも
身にナイフを当てるのをやめず
必死に
体内の外側を赤く染めた
こんな状態になりながらも
生きてしまっているのが気持ち悪い
意識を保とうとしていると
途端に力が抜け
ナイフが手からすり抜け 落ちてしまう
金属の音を響かせ
血を散らす
俺は体を前に傾け 指先をナイフに触れさせ
徐々にこちらに寄せていく
s h k
再びナイフを手にすると
最後のひとつの臓器を取り出した
空っぽになった体
全てから解放されたよう
地獄で生きることも
仲間を守ることも
もうなにもしなくていい
らくになっていい
けっきょく
いきてこの場所から出る という約束は守れなかった
けど
全員そろってないと
いみがないから
壁によりかかっていると
眠気に耐えられなくなった
これから自分がどうなるか
わかっていながらも
抗わず
自然に身を任せ
目を閉じた
k n
k n
微笑を浮かべて
眠っているshk
元々白い肌は
さらに白く
頬は紅の色と透き通った 無色透明で濡れていた
いつの間にか
俺の頬には涙が伝っている
これで2度目
人が死んで
涙がでてくるなんて
k n
n k
knに呼ばれ
開いたドアの先は
生臭さと
飛び散る臓器
酷く衝撃を受け
身を凍らせ 地に佇む
最初に俺を襲ってきたのは
後悔だった
最後に会った時
無理にでも引き止めていれば よかった
話を聞いていたら
終わってしまったことを
今更悔やむ
そもそも
計画を慎重に進めようとしたのが 間違いだった
決断した時点で
決行すべきだった
knを
もっと早く殺すべきだった