俺はあの夏、友人の優と車でドライブに行った。 これは、その時にくぐったトンネルでの出来事なんだが、今から話そう。
俺達はそのトンネルに入り、いきなり重々しい空気を感じた。 これはヤバいと思い、優はアクセルを強く踏み、スピードをあげたそうだ。しかし、かなり長いトンネルだったから中々出れなかった。
しばらく走っていると、いきなり外側からドンドンと叩く音がして、俺達は肝を縮めた。 更には運転している優の右側の耳元に子供の声で「こっち向いてよ」と言われたらしい。 その時優は、
優
そう思ってたらしい。 その後、俺は流石に痺れを切らして、誰にいうかでもなく、叫んだ。
ゼル
そう言うと、鳴っていた叩く音は止み、俺達は無事トンネルを抜けた。その後立ち寄ったコンビニで俺達が車を見ると、
手形が沢山ついていた。
仕方なく、俺達はコンビニで洗車に使えるものを買い、その場で車を洗い始めた。 しかし、運転席の子供ぐらいの手形だけは外側から消えなかった。 そして、俺達は確信した。
ー入ってきてたんだな、と。
コメント
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ゼル:運営さんは鬼畜だって、ハッキリ分かんだね。 幽霊:幽霊でも冥界送りって…喧嘩売る相手間違えました? 優:だろうね。
(((( ˙-˙ ))))プルプルプルプルプルプルプル←電話みたい
:( ;´꒳`;):プルプル