杏は、祖父母の菓子屋、
月兎蘭(つきとらん)
を手伝っていた
杏
最近、知ったけど、
杏
いらっしゃいませ〜
客
うーん
杏
あの、何かお探しでしょうか
客
(か、可愛い❤️)
客
えっと、三色団子を…
杏
三色団子でございますね
杏
三色団子は、あちらの棚に置いてあります
客
あ、ありがとう
杏
いえいえ(ニコッ
客
/////(可愛いすぎる)
おばあちゃん
杏よ、
杏
何?おばあちゃん
おばあちゃん
ちょっと隣町にこの菓子詰めを届けてくれないか?
おばあちゃん
本当だったらおばあちゃんが行くんだが、ちょいと忙しくてな…
杏
わかった!
おばあちゃん
ありがとう
杏
じゃあ、行ってきます!
おばあちゃん
おお、行ってらっしゃい
おばあちゃん
早く帰ってくるんだよ
杏
は〜い
杏
えっと、あそこを曲がって…
杏
そこを真っ直ぐに進んだ突き当たりっと
杏
あった、ここだ!
杏
ごめんくださ〜い
老人
はい、
杏
菓子詰めをお届けに参りましたー
老人
ああ、ありがとうございます
老人
こんな遠い所まで
杏
いえいえ、では
老人
お待ちなさい
老人
このまま帰ったら夜になります
杏
はい、それがどうかしました?
老人
鬼が出る……
杏
鬼…
老人
今日は家に泊まっていきなさい
杏
え、でも…
老人
明日の日の出にここを出たら良い
杏
で、では、お言葉に甘えて…
老人
じゃあ、中にお入り…
老人
ご飯を食べよう
杏
はい!
そして、夜が過ぎ、太陽が昇り……
杏
もう行きます
杏
ありがとうございました
おばあちゃん
いいんだよ、早くお帰り…
おばあちゃん
店の人が心配するよ
杏
はい、ではまた…
おばあちゃん
ああ、
祖父母の家へ帰ると……
杏
え…
そこにあったのは、全身傷だらけで血まみれな祖父母の姿だった……
杏
おじいちゃん!おばあちゃん!
おばあちゃん
あ、杏かい?
杏
そ、そうだよ
杏
は、早くお医者さんの所へ
おばあちゃん
いいんだよ、もうじき死ぬわ
杏
いや!もう、これ以上大使な人を失いたくない!
おばあちゃん
杏………。
おじいちゃん
あ、杏よ…
杏
何?おじいちゃん…
おじいちゃん
昨日は、
おじいちゃん
何処にいたんだ、い
杏
お、菓子詰めを、お届けしに行ったおばあちゃんの所で、泊まったの
おじいちゃん
そうかい
おじいちゃん
よかった、お前だけは鬼に襲われなくて…
杏
私が、襲われてなくても、
杏
おじいちゃん達が死んだら私も一緒に死ぬ❗️
おばあちゃん
杏……
おじいちゃん
ちょっと、昔話をしよう
おじいちゃん
杏、このお店はね、私がおばあちゃんと結婚した時に始めたんだ
杏
……
おじいちゃん
このお店は、おじいちゃんにとって自分より、とても大事な物なんだ、
おじいちゃん
でもね杏、
おじいちゃん
私達はお前の方が大切なんだ…
おじいちゃん
だから、そんな事言わないでおくれ
杏
おじいちゃん…
おばあちゃん
そうよ、私達は杏が、大、好き、よ………
おじいちゃん
そうだ、その命、大、切に、して、くれ………
杏
おばあちゃん、おじいちゃん‼️
杏
(脈がない、二人とも死んでる)
?
おい、君、大丈夫?
杏
誰?
杏
(幸佑と同じ服を着ている)
?
僕は…
この、人は誰? 鬼殺隊員?
続く…………
この作品はいかがでしたか?
161
コメント
2件
違いますよ〜、誰かは次のお話で・・・🥴
え?( '-' )何このお話…面白すぎる…!! もしかして、?のひとは ぎゆ((殴