アイリス
ただ今戻りました。

クリス
あぁ…おかえり、アイリス

クリス
上手く行ったかい?

アイリス
はい。カイルにもしっかりと伝えました。

クリス
そうか、問題は無かったようだな

アイリス
はい。例のモノもしっかりと。

カイル
ただ今戻りましたよ〜

クリス
カイル、上手くいったか?

カイル
えぇ!上手く眉間をぶち抜いてやりましたよ!

クリス
そうか。アイリス、アレを

アイリス
はい。

そう言ってアイリスは自分の胸と胸の間に入れていた鍵をクリスに渡す。
クリス
良くやった、アイリス
2人とも部屋に戻っていいよ

クリス
は〜い

アイリス
……

アイリス
はぁ…

アイリス
(私は…どこで間違ったんだろう…)

アイリス
(いや、最初から間違っていたのかも…)

アイリス
(産まれてきたこと自体…)

アイリス
私は…

カイル
アイリス、次の仕事決まったって〜

アイリス
…わかった

クリス
この男を殺せ。

クリス
了解しました〜

クリス
これは、アイリス。

クリス
君が殺るんだ。

アイリス
え?

クリス
この男は今夜、あるパーティーに出席することになっている。

クリス
このパーティーは、少々特殊でな…

クリス
ラバードールの君にしか出来ない

アイリス
……分かりました。

クリス
詳細はそこの書類に書いてある。場所の構図、家族、見張り位置、30分で覚えろ。

アイリス
了解しました

男
失礼。見かけない顔ですね、

アイリス
これは失礼致しました。私はヴィオラ。今は亡き父ヴィクトル· ダ·エルストの娘なのですが、訳あって今まで社交の場に顔を出せませんでしたの。

男
あぁ!ヴィクトル様の!これは失礼しました。

アイリス
いいんですわ。でも、私が娘であること、どうかご内密に。

男
えぇ。それはもちろん。
ごゆっくり。

アイリス
…フフッ

アイリス
ヴィクトル ·ダ·エルスト……今は亡き大富豪…顔が広くかなりのプレイボーイだった…

アイリス
隠し子がいてもおかしくないものね…

アイリス
ターゲットはあの人ね

アイリスはそっとターゲットの男に
近づきぶつかる振りをする
そして、ターゲットの持っていた赤ワインがアイリスの白いドレスを染めていった。
エルワース
おっと…これは失礼。

アイリス
い、いえ…

エルワース
(なんて綺麗な女なんだ…)

エルワース
あぁ!ドレスが汚れてしまっているね、申し訳ない。

エルワース
何か着るものを買ってさし上げよう

アイリス
いえ…そんな、

エルワース
良いんだ良いんだ!

エルワース
少し個室に言って話そう。

エルワース
なんだか、貴方とは仲良くしたい

アイリス
(かかった…)

アイリス
(このパーティーは表向きは普通のパーティーだが、裏では性欲の募った男女が集まるパーティー…)

アイリス
わ、私もですわ。とてもダンディな男性と仲良く出来るなんて

アイリス
光栄ですわ

アイリス
(私にしか出来ない…ね)

エルワース
さぁ、服を脱いで早速始めよう。

アイリス
はい…

エルワース
君…上手いね…

アイリス
やだ…そんなことないですわ

アイリス
上手いのは

エルワース
え…?

アイリス
こっちですもの。

エルワース
!!!

エルワース
う……がぁ!

アイリス
フフッ喉を切ったから声が出せないでしょう?

アイリス
それじゃ、息も出せないわね

アイリス
楽にして上げる

1部間違えてます( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )ごめんなさい