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2人が寝た頃……

てると

うーん……

まひと

どうしたの、てるちゃん?

てると

あのね……あの子の事になんだけど

まひと

うん、何かあった?

てると

首に傷っていうか、文字が刻まれてるの

てると

それがもしかしたら名前かもしれないなって

まひと

なんて刻まれてたの?

てると

えっと……Vau 0307だった

まひと

Vau……0307?

そうま

てると、まひとー

そうま

ご飯出来たよ

てると

そまちゃ、ゆきむとしゆちゃ呼んできて

そうま

おぉ、分かった

まひと

しゆちゃあの子と一緒に居たよね

てると

うん、あの子にも言わないとだね

ゆきむら。

てるとー、まひとー、来たよ

てると

あれ、しゆちゃは?

そうま

あー、しゆん居なかった

まひと

あの子も?

そうま

うん

ゆきむら。

寝てんじゃね?

てると

しゆちゃならありえそう……

ゆきむら。

で? なんで僕達を呼んだの?

まひと

あの子の名前の事だよ

てると

ずっと、名前が無いの可哀想でしょ

そうま

そうだね

ゆきむら。

ゆきむら。が思うに、

ゆきむら。

アイツは元は名前があった。 でも

ゆきむら。

親に呼ばれ無かったんじゃないのかな

そうま

だから、年も名前もあやふやなのか

てると

で、あの子の首にね文字があるの

まひと

それが、あの子の名前だと思うの

そうま

取り敢えず、見てくるか

ゆきむら。

そうだな

そうま

お邪魔します

ゆきむら。

まーすって寝てんじゃん

兄弟の様に抱き合って寝ている2人

しゆんの胸元に顔を埋めているあの子

そうま

いやいや、可愛い過ぎだろ

ゆきむら。

そまさん、心の声が漏れてる

ばぁう

スゥー、スゥー

しゆん

スゥ、スゥー

ゆきむら。

……可愛いけど ボソッ

そうま

え、ゆきむら。なんて

ゆきむら。

あー、もういいから。首を見よ

そうま

はいはい

あの子の首から鎖骨にかけて黒い文字で

Vau 0307

と、そう書かれていた

そうま

V……au

ゆきむら。

ローマ字読みで『ばぁう』

そうま

ばぁう、か……いいな

ゆきむら。

数字はなんだろ

そうま

誕生日じゃない? 3月7日

ゆきむら。

へー、そまさんと近いじゃん

そうま

あっ、ほんとだ

ゆきむら。

違う所にもなんかあるかも

そうま

じゃ、探すか…服脱がす?

ゆきむら。

脱がさねぇと探せない

そうま

上だけ脱がそ

ゆきむら。

ア、リョウカーイ

そうま

しゆんやめろww

ばぁう

ぅん……

ゆきむら。

脱がす前にしゆんさん起こそ

そうま

おい、しゆん…起きろ

しゆん

ん、? やぁ、

そうま

や、じゃなくて起きて

ゆきむら。

しゆんさん……ベシ 起きろ

しゆん

いった…起きたー

しゆん

って何してんの?

ゆきむら。

コイツの服脱がすとこ

しゆん

は? なんでえっちな事すんの?

そうま

しねーよ…身体検査?

しゆん

あーね……傷がすごいよ

ゆきむら。

どんな感じ?

しゆん

軽い傷があり過ぎて逆に痛々しい

そうま

塵も積もれば山となる、的な感じ?

しゆん

そう、それ

ゆきむら。

じゃあ、しゆんさん出て行って

しゆん

何故?

ゆきむら。

コイツに発情しそうだから

しゆん

ちょっ、かなしゆんなんだけど

そうま

まw 部屋から出て、てるまひとゲームしとけ

しゆん

えー、あの2人強いじゃん

ゆきむら。

僕よりは強いじゃん

しゆん

まーね、何かあったら呼んでね

バタン

そうま

始めるかぁ

ゆきむら。

服脱がすね

ヌギヌギ

ゆきむら。

わ……

そうま

ッ……

服を脱がしたあの子──ばぁうの身体は

しゆんが言った通りに傷だらけだった

火傷から切り傷、叩かれた跡や痣

それが、この小さな身体に刻み込まれていた

そうま

ば、ぁう……

ゆきむら。

マジ、かよ

俺もゆきむら。も想像を超える光景に言葉を詰まらせていた

ばぁう

…クシュン……ぅう

そうま

ばぁう……大丈夫だから

ゆきむら。

風邪ひく前に服着せよ

そうま

その前にちょっとばぁうの身体に触って良い?

ゆきむら。

あー、良いんじゃね

そうま

ちょっと失礼…

ばぁうの頬を撫でて、彼の胸元に手を当てた

トクン トクンという音が掌から伝わって来た

ばぁう

グス…やめ、て

ゆきむら。

ちょ、そまさん

そうま

俺は何もしてない!

ばぁう

ごめ、なさい…だから、

ばぁう

殴ら、ないで……ッ

ゆきむら。

悪夢……か

そうま

精神が不安定かもしれないな

ゆきむら。

どっちかが、コイツ…ばぁうと寝た方が良いと思う

そうま

あ、じゃあ俺が一緒に寝とく

ゆきむら。

分かった。 何かあったら呼んで

そうま

りょうかーい

バタン

ばぁう

グス…あッぅう…

そうま

大丈夫だからな

ばぁう

うぅ……グス

そうま

ん、ギュ

泣く君を抱きしめながら思った

此処には、怖いものも無いし、

名前も居場所もあげるから

安心して寝ても良いのだと

紅の騎士は5人の騎士に拾われた

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