2人が寝た頃……
てると
まひと
てると
まひと
てると
てると
まひと
てると
まひと
そうま
そうま
てると
そうま
まひと
てると
ゆきむら。
てると
そうま
まひと
そうま
ゆきむら。
てると
ゆきむら。
まひと
てると
そうま
ゆきむら。
ゆきむら。
ゆきむら。
そうま
てると
まひと
そうま
ゆきむら。
そうま
ゆきむら。
兄弟の様に抱き合って寝ている2人
しゆんの胸元に顔を埋めているあの子
そうま
ゆきむら。
ばぁう
しゆん
ゆきむら。
そうま
ゆきむら。
そうま
あの子の首から鎖骨にかけて黒い文字で
Vau 0307
と、そう書かれていた
そうま
ゆきむら。
そうま
ゆきむら。
そうま
ゆきむら。
そうま
ゆきむら。
そうま
ゆきむら。
そうま
ゆきむら。
そうま
ばぁう
ゆきむら。
そうま
しゆん
そうま
ゆきむら。
しゆん
しゆん
ゆきむら。
しゆん
そうま
しゆん
ゆきむら。
しゆん
そうま
しゆん
ゆきむら。
しゆん
ゆきむら。
しゆん
そうま
しゆん
ゆきむら。
しゆん
バタン
そうま
ゆきむら。
ヌギヌギ
ゆきむら。
そうま
服を脱がしたあの子──ばぁうの身体は
しゆんが言った通りに傷だらけだった
火傷から切り傷、叩かれた跡や痣
それが、この小さな身体に刻み込まれていた
そうま
ゆきむら。
俺もゆきむら。も想像を超える光景に言葉を詰まらせていた
ばぁう
そうま
ゆきむら。
そうま
ゆきむら。
そうま
ばぁうの頬を撫でて、彼の胸元に手を当てた
トクン トクンという音が掌から伝わって来た
ばぁう
ゆきむら。
そうま
ばぁう
ばぁう
ゆきむら。
そうま
ゆきむら。
そうま
ゆきむら。
そうま
バタン
ばぁう
そうま
ばぁう
そうま
泣く君を抱きしめながら思った
此処には、怖いものも無いし、
名前も居場所もあげるから
安心して寝ても良いのだと
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