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episode 3.
「服従の快感」
亮平
佐久間
佐久間
その言葉に、もう反射的に 膝をついてしまっている自分がいた。
膝を床につけ、背筋をまっすぐにして、 佐久間の前でじっと待つ。
最初は、死ぬほど恥ずかしくて涙も出たのに。
佐久間
佐久間
佐久間の指先が、顎をそっと持ち上げる。
その瞳は、まるで本当に“飼い主”だった。
亮平
佐久間
佐久間
亮平の頭に、柔らかく温かい手が乗せられる。
その動きは優しくて、穏やかで_ くせになるほど甘い。
(なんで、こんなこと……なのに……)
屈辱のはずだった。
命令されるたびに、 自分を捨てていくみたいで怖かった。
佐久間
亮平
佐久間
差し出された手の甲。
一瞬、戸惑いが生まれるも、亮平は_
亮平
佐久間
亮平
佐久間
亮平
言われた通りに、舌を伸ばす。
佐久間の笑みが、 どこかうっとりと緩んでいくのが見える。
佐久間
佐久間
亮平
佐久間
言われた瞬間、心の奥がぞくりと震えた。
佐久間
佐久間
亮平
でも声は震え、反論も弱々しい。
佐久間の指が、亮平の首輪に触れる。
その金具を指で叩きながら、囁くように言った。
佐久間
亮平
亮平
涙がにじむ。
首輪があることで、自分の居場所があるような錯覚が生まれていることに、気づいてしまう。
佐久間が微笑み、静かに言った。
佐久間
佐久間
その言葉に、ゾクッと背筋が震える。
怖い
でも拒めない。
亮平の“服従”は、もう逃れられない 甘い鎖となって、心を絡め取っていた。
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コメント
11件
最高すぎるよね!!! さくあべいいね!!! さっくんのS姿いい!!!
佐久間のSがいいのよね、あべべ、そういう姿がめっちゃ可愛いってみんな思ってるよ、
いつもありがとう!! いいねの数がえぐいねww