想藍
さとみ
ころん
想藍
想藍
さところ
想藍
さところ
さとみ
想藍
想藍
ころん
想藍
さとみ
想藍
さとみ
想藍
想藍
さとみ
ころん
想藍
想藍
さところ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
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さとみ
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さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
この時俺は胸騒ぎがした
なんだか、良くないことが起こるような、そんな気が
ころんの身が危ない、そんな気が
でも、俺には何も出来ないから
俺が様子を見に外に出て、
その間にころんから連絡があって、
俺が外に出たことを知ったら、
ころんに心配かけるから
だから、俺は、胸騒ぎを無かったことにして、
ころんから連絡が無いのは、
ころんがどこか寄り道をしてるだけだとそう思うことにした
じゃないと、心配でおかしくなりそうだったから
でも…
俺のその考えが甘かった
ころんが、あんなことになるなんて…
1時間後
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
???
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さとみ
さとみ
さとみ
???
???
さとみ
さとみ
???
さとみ
さとみ
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
さとみ
は…?
ころんが…襲われた…?
重体…?
は…?なん…で…
看護師
看護師
さとみ
看護師
看護師
さとみ
さとみ
看護師
看護師
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
俺は、夢中で走った
周りの人の目なんて気にせず、
泣きそうになるのを我慢しながら
パジャマ姿で、
早くころんのとこに行ってやりたくて
少しでも安心させてやりたくて
ころんが居なくなるかもなんて、考えたくなくて
ただ、早くころんの傍に行きたくて
ただ、それだけで
息が上がって、辛いのなんてわかんなくて
ただ、1秒でも早くころんのとこに行きたくて、
ただひたすら、ころんの事だけを考えて
あとは何も考えないで、
無我夢中で病院まで、走り続けた
さとみ
病院について俺はすぐ、看護師を探した
今すぐ、ころんのとこに連れて行って欲しくて
さとみ
さとみ
さとみ
看護師
さとみ
看護師
さとみ
さとみ
看護師
看護師
さとみ
そして、看護師に連れられた俺が向かった場所は…
コンコン
ある病室の前で止まり、看護師がノックをした
看護師
看護師
そして、中に入ると
そこには…
たくさんの機械に繋がれて寝ているころんと、
数人の医者と看護師、そして警察がいた
俺は、ゆっくりと寝ているころんに近づいた
ころんが生きていることを願って
生きていて欲しくて
ゆっくり、寝ているころんの頬に触れた
その瞬間、俺は絶望した
ころんの頬が冷たかった
まるで、死んでいるみたいに
俺は、藁にもすがる思いで、その場にいた医者に聞いた
さとみ
さとみ
さとみ
医者
医者は、何も答えなかった
その瞬間に、俺は理解した
ころんは、もうこの世には居ないと
ころんは、死んだのだと
そう理解した瞬間、俺の中で、何かが切れた
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
医者
看護師
医者
医者
医者
さとみ
医者
医者
医者
医者
医者
医者
医者
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
その後、俺は涙が枯れるまで泣き続けた
冷たくなったころんを抱きしめて
俺が落ち着くまで、医者や看護師、警察は何も言わずにただ、その場にいるだけだった
けど、しばらくしてから、部屋を出ていった
多分、泣きじゃくる俺に気を使ってくれたんだと思う
泣き止んだ後、医者や警察が色々詳しいことを話してくれた
けど、俺はころんを失ったショックがデカくて、泣いた後のことは何も覚えていない
ころんが息を引き取った翌日、葬儀が行われた
ころんはたくさんの人に愛されていた
たくさんの人が、葬儀に来て、
ころんの死を悲しみ、涙を流した
そりゃあそうだ
ころんはいつだって、笑顔で、
誰にでも分け隔てなく優しかった
俺も、ころんのそんなところに惹かれた
ころんのことがあって、数週間経ったある日、
俺に手紙が届いた
差出人は、もう居ないはずのころんだった
俺はよくわからず、とりあえず手紙を見てみることにした
手紙を見た瞬間、涙が止まらなかった
手紙には、こう書かれていた
さとみくんへ さとみくんがこれを読んでるって事は、僕はもうこの世にはいないのかな w w w さとみくん、ごめんね、僕実は世界一の殺し屋だったんだ。黙っててごめんね。 本当は言うつもりはなかったんだけど、最期まで言わないってのも、なんか僕が嫌だったから、手紙で伝えます。 さとみくんは気づいてなかったと思うけど、さとみくん、めっちゃ殺し屋に狙われてたんだよ。 新学期の、あの日から、ずっと。 なんでさとみくんが狙われてたのかは、僕は最初分からなかった。 でも、すぐに僕が原因だって分かった。僕が、世界一の殺し屋だから。 さとみくんが、僕にとってすごく大切で、かけがえのない、失いたくない存在だったから。 世界一の殺し屋になった人は、自分の大切な人を守らなきゃいけない。僕にとって、それがさとみくんだった。だから他の殺し屋が、みんなさとみくんを殺そうと、さとみくんを狙った。 本当にごめんね。僕のせいで、さとみくんの命が危険にさらされることになって。 それと、これも言うつもり無かったんだけど、死んじゃったんならもういいかな。僕は、さとみくんのことが、恋愛対象として、好きだよ。ずっと、昔から。初めて会った、あの日からずっと。 ほんとに、色々黙っててごめん。隠しててごめん。けど、僕はずっとさとみくんが大好きだよ。 PS. さとみくんは、僕がいなくなっても、ちゃんと前を向いて歩いてね。 さとみくんなら、さとみくんの優しい性格なら、きっと誰かが助けてくれるから。 誰かが、さとみくんを支えてくれるから。 誰かが、さとみくんのそばに居てくれるはずだから。 PSのPS. さとみくん、1人にしてごめんね。 約束、守れなくてごめんね。 悲しませてごめんね。 そばにいれなくてごめんね。 ずっとずっと、大好きだよ。 天国から、さとみくんのこと見守ってるよ。 さとみくんが幸せになれるように願ってるよ。 僕がいなくなっても、さとみくんはきっと生きていける。 新しい人、ちゃんと見つけてね。 ちゃんと幸せになってね。 ころんより
さとみ
書きながら泣いていたのか、手紙は、ところどころ濡れていた。
「約束守れなくてごめん」や、「新しい人見つけてね」など、今後のことが書かれていることから、後から付け足したのだろう
それもきっと、俺と別れたあと、帰り道のどこかで
あの日、ころんは自分が死ぬことを分かっていたのかもしれない
だから、死ぬ前に、殺される前に、最後に俺に伝えたいことを、手紙に付け足したんだろう
最後だけ、まだ文字が新しい感じがしたから。
文字が、他の文よりも、綺麗だったから。
ころんの字が綺麗になったのは最近だったから。
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
今…ころんの声が聞こえた気が…
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
想藍
想藍
想藍
想藍
想藍
さとみ
ころん
想藍
想藍
想藍
想藍
想藍
想藍
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
想藍
想藍
さとみ
ころん
コメント
16件
色々な意味で目がぁ 普通に泣いた(温度差やば笑
やばい、明日にはもう目無くなってるかも😭無理ぃ泣く😭✨ なんでこんなにそらちゃんは神作を書けるんだよー!!😭