LAN
らんらんはそう言って、 立ち上がった。
その姿はすごい大きくて、 すごい優しくて。
医者
と、らんらんとお医者さんは 一つの部屋に入っていった。
白く、長く、細い廊下。
吹き抜けのとこには、 桃色でなく、緑に咲き返った 桜の木があった。
なにが、正解だったのだろう。
わかるわけ…ないだろ。
自問自答を繰り返す。
他の3人は、 少しだけ切り替えていて、 悪い状態でないことを祈っていた。
その光景を見て、 俺はズキン、心臓に針が 刺さった気がした。
すち
俺があんなことしなければ、 みんながこうやって、 祈ることも、
らんらんが辛そうな顔で、 お医者さんと話すことも、
こうやって、 病院に来ることも
なかったのだろう
すち
俺が悪いー…。
こさめ
こさめ
すち
すち
こさめ
こさめ
すち
こさめ
すち
すち
みこと
みこと
すち
みこと
みこと
すち
みこと
すち
すち
みこと
いるま
すち
いるま
すち
いるま
いるま
すち
いるま
いるま
すち
すち
LAN
LAN
すち
LAN
すち
LAN
すち
LAN
すち
LAN
すち
LAN
すち
すち
LAN
すち
すち
すち
すち
すち
すち
すち
すち
すち
すち
すち
すち
すち
暇72
暇72
暇72
暇72
…ーすちっ!
…目が、覚めた。
目の前には、眠っている暇ちゃんがいて、
それをみんなで囲っていた。
おはよう、みんなはそう 声をかけてくる。
…どうしたの。
と、俺は掠れた声で聞く。
先ほど思い出した沢山の記憶、
俺にできる全ての償い。
らんらんが口を開く。
『安心してすち。まだみんなにも いっていない。』
『これからお前にも、みんなにも…』
『今から、ゆっくり、ゆっくり、 なつのことについて話すから。』
『静かに、落ち着いて聞いてほしい』
そう言って、笑うらんらんの目は いつも以上に穏やかで、 赤く腫れていて、 薄く薄く涙が張っていた。
…らんらんが口を開く。
希望はー…。
コメント
19件
へ?希望は?へ?へ?((アホ
めっちゃ好き!続き楽しみ!