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んぉ…やばい、命、ねぇ…
🍵くんが適切すぎて… 改めて今生きていて命が続いてることは特別なのかもしれないな、👑くんも何かあって命に対して特別感情的になるのかも?🍵くんは命が消えても何もならないと感じてて、👑くんは命関連で大きなことがあって🍵くんにも関わるしー それを書けるてぃあさんは真面目に頭良すぎです!!続き楽しみに待ってます〜
おぉ(*ºoº*)✨凄すぎてなにも言えない…こ、これは凄い予感がするッ
ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️バッドエンド⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
⚠️これは物語です⚠️ ⚠️真似は絶対にしてはいけません⚠️ ⚠️内容くっそ重いです⚠️
ぬしぬし
ぬしぬし
放課後の教室は、湿った夕陽に包まれていた。
机の上には、途中で止まったままの任務ノート。
ペン先で描いた線が何本も重なって、もう何が正しいのか分からない。
すち
自嘲のように呟いて、ノートを閉じた。
時計を見る。
帰る時間はとうに過ぎている。
みことは、もう寮に帰っているはずだ。
あの喧嘩のあと、顔を合わせる気にはなれなかった。
何を言っても、あいつは“正しい”顔をする。
……それが、嫌いだ。
鞄を肩にかけた、そのときだった。
なつ
顔を上げると、ドアの前に2人の生徒が立っていた。
なつ
いるま
すち
なつはいるまの肩に腕を預けながら、俺のことを見る。
俺は視線を外し、控えめに頭を動かした。
いるま
なつ
いるまの誘いに重ねて、なつが付け加える。
けれど、俺の答えは決まっていた。
すち
短く答え、2人を退けて廊下へと出る。
なつ
すち
なつの驚いたような声が廊下に反響する。
俺は気にも止めなかった。
なのに。
いるま
すち
その言葉に、俺は止まった。
いるま
いるま
すち
何かを知っているように問いかけるいるま。
俺の答えは、言葉ではなく、行動だった。
屋上の風は少し冷たかった。
夕陽が沈みかけ、空は灰色に染まっている。
そこには、確かにみことがいた。
こさめ、らんと共に輪になって座っていた。
いるま
らん
こさめ
なつ
いるまとなつも、その輪に溶け込む。
俺は少し離れて壁にもたれ、無言のまま景色を眺めた。
他愛もない会話が続く。
テスト、授業、購買の新メニュー。
けれど、そこにはみことの声はひとつも通らなかった。
輪の中に居るはずなのに、口を噤んで話さない。
他4人も、みことを気にしながらも会話を続けた。
すち
………“謝る時”、なんて言うんだっけ。
遠くの空に沈みかける太陽を見つめながら、心の中でそう呟く。
謝る。
それは自殺行為と同じ。
自分の負けを、認める。
謝れば、殺される。
それが常識の狭い世界で、俺は生きてきた。
だから、言葉が喉を通らなかった。
沈黙が風を呼び覚ます。
話す内容が無くなったのか、静けさばかりが場を和ませた。
そんな時に、こさめがぽつりと口を開いた。
こさめ
らん
こさめ
なつ
なつが小さく息を呑み、いるまが眉を寄せた。
いるま
いるま
場を和ませようと、少しからかうようにいるまが言う。
みんながそれぞれに言葉を重ねていく。
俯いていたみことも、その話が出た瞬間、小さく顔を上げた。
らん
その声は静かで、どこか寂しげだった。
いるまが頷く。
いるま
こさめ
こさめが呟く。
その空気の中で、らんがふとこちらを見た。
らん
すち
らん
その言葉に、他4人も俺の方を見る。
俺は少しの間を置いて、ポケットの中のナイフを握る手を緩めて答えた。
すち
風が止まり、“静寂”の一言で表せるほどに静かになる。
俺は太陽から目を離し、瞳だけを彼らに向けた。
誰も笑わなかった。
呆然としている。
再び吹き始める風の音だけが、やけに耳に残る。
みこと
黙っていたみことの声が、静かに響いた。
ゆっくりと顔を向けると、みことがこちらを見ていた。
オレンジと黄色の瞳が、まっすぐに射抜くように。
みこと
俺はわずかに目を細めた。
すち
みこと
みことが立ち上がった。
声が震えていた。
すち
みこと
みこと
こさめ
こさめが慌ててみことの手を握る。
だけど、俺達は止まることもなかった。
すち
俺は静かに問い返した。
すち
みこと
みことの声が大きく響いた。
その瞳の奥に、強い怒りが見えた。
らん達は言葉を失って、ただ俺らを見つめていた。
みこと
みことの声が、夕風に揺れた。
そこには確かな熱があった。
それでも、俺の声は穏やかに落ち着いていた。
すち
みこと
すち
みことの目が大きく見開かれる。
みこと
すち
すち
みこと
すち
みこと
俺は少し息を吸い込んで、目を閉じた。
そして、静かに呟いた。
すち
言葉が空気を裂いた。
みことの表情が、一瞬で止まる。
その場の空気が急に冷たくなったように感じた。
それでも、俺の声は淡々としていた。
すち
すち
すち
すち
みことは何も言わなかった。
ただ、その場で立ち尽くしたまま、唇を震わせていた。
すち
すち
すち
みこと
こさめ
みことはそのまま、屋上を去った。
扉が閉まる音と共に、こさめがみことの背中を追って行った。
すち
''すち''
……なんで、こんな時に思い出すの
頭痛と共に、声が蘇る。
俺は目を閉じ、唇を噛み締めた。
……ねぇ、
“命”って、何?
ぬしぬし
ぬしぬし
♡900
ぬしぬし