テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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優等生と問題児

第1話 - 恋をした

2022年07月17日

#創作

#BL

鈴木

〜小学校三年生〜

ゆき

（は、！どうしよう……のりわすれちゃった……）

みなと

？

みなと

ゆき、はい！のりあげる！ﾎﾞｿｯ

先生

夜川！何をボソボソ言ってる！

みなと

せんせー！のりわすれちゃったからゆきにたのんでただけー！

先生

はぁ……ゆき、貸してやれ！

ゆき

え……

みなと

いいんだよ！

次の日

はると

みなとー！のりわすれたからかしてくれよー！

みなと

やだね！！

ゆき

ぼくのでいいなら……

みなと

ゆき！こいつにかすなよ！

ゆき

え、？でも……

みなと

あっちのさやかちゃんにかしてもらえ！すきならいっせきにちょう！ほら！

はると

みなと、！押すなよ！

僕はその時、恋をした

湊

んで、そーだんって何よ？

由樹

いや……

湊

まさか、恋愛系とか……？

湊

まっ、お前はないk

由樹

うん……

湊

は！？

湊

まじかー！相手は、？

湊

どーせ、あの学年1の美女かだろ？

由樹

いや、僕に取っては学年1の美男の子

湊

男！？

湊

お前、そっちのタイプだったのか

由樹

やっぱり、無理か？

湊

そりゃ、人によるだろ！

由樹

湊は………僕のこと……

由樹

す……

湊

ん？

由樹

好きか……？

湊

それは、告白？

由樹

うん……

湊

早く、答えが聞きたいか？

由樹

や、やっぱりいい！

由樹

どうせ……

湊

お前さぁ……！

由樹

っ！

湊

俺がいつからお前の事好きだったか気づいてなかったのか？

由樹

え、？

湊

俺は一目惚れしたのに今頃か？

由樹

て、ことは……

湊

返事はオッケーだよ……ばか

湊

あ、だけどクラスの奴らには内緒だぞ？

由樹

分かった。

湊

なら、帰るか！

由樹

あぁ、奢る。

湊

ありがと

由樹

あぁ。

湊

あれ、？

湊

雨降ってるくね……？

由樹

天気予報は信用できないな。

由樹

家まで送る。

湊

別にいいって……ちょっ、！

湊の手を掴んで歩く

由樹

早くしないと風邪引くぞ。

湊

で、でも恋人繋ぎなんか……

由樹

もう恋人だからいい！

ﾀｯﾀｯﾀ

湊

送ってくれてありがと。

湊

傘、いるか？

由樹

大丈夫。すぐ帰れば問題ない

湊

おう、そうか。

湊

じゃ、

由樹

あぁ。

由樹

ただいま

由樹母

おかえり。早く着替えなさい。

由樹父

そうだ。家が汚れる

由樹

分かったよ。

由樹父

なぜ、遅くなった。

由樹

寄り道してただけだから。

由樹母

まさか、またあの貧乏と遊んでたの？

由樹

貧乏なんか言ってやるなよ！！

由樹

湊が可哀相だ！！

由樹母

あぁ、そうね。あんな父親も居ない奴は貧乏以下よごめんなさいね

由樹父

とりあえず部屋に戻れ。

由樹

はい。

由樹

はぁ……なんて親だ。

次の日

由樹

ふぁ………もう朝か。

由樹

少し怠いが休ませないだろうから学校に行くか。

由樹

行ってきます。

由樹父

早く行け。

由樹

はぁ……やけに疲れるな

湊

おぉ！由樹おはよ！

由樹

おはよう。

由樹

でもなんで一番最初に来てるんだ？

湊

それは、お前に会う為だよ！

由樹

確か、今日は先生の都合で早めに帰れる日だったよな？

湊

ん？それがどうした？

由樹

あ、いや。

湊

ふーん

ﾁｭｯ

由樹

な、何……？

湊

ん？おはようのきs

先生

あれ、？今日は湊も早いのか。

湊

酷いな先生www

先生

山下……？顔が赤いぞ？暑かったのか？

由樹

な、何でもないです……

遥斗

おっはよ〜！

怜

おはようございます。

皆来たよ☆

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

先生

はい。皆さんおはようございます。

先生

今日は、先生達の都合により4時間授業なので家に帰ったらすぐに勉強をしましょう。

湊

えー！先生ノリ悪すぎー！

遥斗

それな！

先生

あぁ、特に湊は勉強した方がいいだろうな。

先生

と言うわけで授業を始める

湊

えー！！

進むよ

先生

だからこの問題を……

先生

山下が答えてくれ。

由樹

………

先生

山下？

由樹

あ、はい。えっと……16……？

先生

どうしたんだ？全く違うぞ？

由樹

え……

急に授業4時間目☆

先生

よし！今日は男女合同で鬼ごっこをする！

先生

増え鬼だ！

湊

はぁ！？

湊

めんどくせーよ！

由樹

湊……そんな事言うな。先生の前だぞ……

湊

あ、分かった……

先生

湊は毎回由樹の話だけ聞くよなぁ。

湊

知らねーよ。

先生

鬼は、男子から1人と女子から2人選ぶぞー！

先生

じゃあ、男子は遥斗だ！

遥斗

えぇ！！！嫌なんすけど！

先生

女子は……怜と夢歌だな。

怜

分かりました。

夢歌

はぁ……りょーかい。

先生

よーいスタート！

由樹

走るのは疲れるな……

一方その頃

湊

うぇーい！！

湊

2人が追ってきても俺は問題ないですぅ〜！！

遥斗

くそっ！

夢歌

はやーい！！

清華

遥斗くーん！私、今、追われてないよー！

遥斗

清華っっ！アイツ！

遥斗

待て！！清華ー！！

清華

夢歌ちゃーん！頑張ってねー！

夢歌

ありがと〜♪

湊

？

湊

まぁ、いいか……

湊

って……由樹…女子と……？

由樹

ﾊﾊｯ……怜さんは速いな……

由樹

追いつかれてしまった…

怜

捕まえました。貴方も鬼ですね。

由樹

あぁ。

怜

後、聞いて欲しい事、あるんです。

怜

私、ずっと前から由樹さんの事が！

湊

お〜い！お前捕まったのかよ〜！

由樹

捕まってしまったよ(笑)

湊

怜ちゃ〜ん！コイツ弱ぇーよな！

怜

そっそんな事……ない……！

湊

あー（察）

湊

じゃ！由樹！頑張れよ！

夢歌

湊ー！！待てー！！

ﾀｯﾀｯﾀ

由樹

僕の事が……？

怜

好き……でした。付き合ってください！

由樹

すまないが、返事はNOだ。

由樹

もう、すでに付き合っている人がいる。

怜

そうですよね………！

怜

お返事ありがとう……ございます

先生

全員捕まったぞー！！

先生

戻ってこーい！

先生

えー……最後まで残った奴。

先生

湊……お前だ……

湊

嫌そーwww

先生

成績を上げておく。

湊

え！？いいんすか！！

湊

先生サンキュー！！

先生

はぁ……これで授業を終わる……

先生

月曜日にちゃんと登校しろよー！

先生

これにて解散だー！

湊

よっしゃぁ！

湊

なぁ！由樹一緒に……

由樹

もう限界だ……

ﾊﾞﾀｯ

湊

コイツやっぱり風邪引いてんじゃん……

湊

由樹ー？？

由樹

湊……

湊

お前、家に親居る？

由樹

まだ、居ない。

湊

分かった……

湊

よいしょっ

遥斗

なー。お前なんで由樹を担いでる訳？

湊

コイツ、熱出しやがった

遥斗

そうかー！かんばー！

湊

先に帰んのかよ

湊

疲れた……

湊

やっと着いたか…

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

湊母

あら、？みなちゃんと……

湊母

由樹くん！？

湊母

どうしたの？みなちゃん？

湊

コイツ熱出しやがったんだよ。

湊

家に親が居ないらしいぜ

湊母

そうなの！？

湊母

家に上げてあげましょうか！

湊

うん。

湊

よいしょっ……

湊

待ってろよ！由樹！

由樹

待って………

由樹

行かないで……

湊

え、いや、どうして？

由樹

好きだから……

湊

だ、大丈夫だから…待ってろ////

湊母

由樹くん、何食べるかしら？

湊

なんだろ………うどんとか……？

湊母

そうね。

湊母

うどん用意するわ！

湊母

台所で料理してくるわね！

湊

いってらっしゃい。

数分後

由樹

湊……

湊

起きたのか？体調は？

由樹

さっきよりまし。

湊

なら良かった

由樹

ごめんな……迷惑かけて……

湊

あぁ、別にいいよ

湊母

あら、起きてたの？丁度良かった！用意できたわよ！

由樹

ありがとうございます。

湊母

ちゃんと冷まして食べてね！

由樹

はい。

湊

ん。あーん。

由樹

ﾊﾟｸ

由樹

美味しい！

湊母

ちゃんと恋人やってるのね〜

由樹

え？

湊

あ、ごめん。母親は知ってるんだ。

由樹

そうなのか。

由樹

でも、嫌ですよね……

湊母

え？全然。むしろ私は嬉しいくらい

湊母

だってみなちゃんったら昔からずっと由樹くんのお話してたのよ？

湊

母さん……！

湊母

ふふっ……

由樹

でも、湊のお父さんだって……

湊母

そんなに心配？あの人も昔から知ってたから天国で喜んでるわよ……

湊母

きっと……ね！

由樹

あ、すみません……暗い話を

湊母

私、もうそろそろしたら仕事に行くわね！

湊

んじゃ！

由樹

ありがとうございます。頑張ってください！

湊母

は～い！

ｶﾞﾁｬﾝ

由樹

僕の話って？

湊

………

由樹

湊、聞かせてくれないか？

湊

………お前が可愛いって話……

由樹

そんな湊が可愛いな……

湊

お前って天然？無自覚？

由樹

違うと思う……後、今度からは

由樹

お前じゃなくて由樹って呼んでくれないか？

湊

ﾔﾀﾞﾔﾀﾞﾔﾀﾞﾔﾀﾞ

湊

お前、呼んだらまた命令するだろ。

由樹

奴隷なったって事か？

湊

いや、間違ってなi間違ってる！

それから数時間経ち、 19時

湊母

ただいま〜！なんか進展あったの？

湊

ないない！

由樹

そんな変なことはしてません。

湊母

変なことは……ねぇ？

湊

違う違う！！

湊母

まぁ、とりあえず親御さんに連絡ね！

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

由樹母

はい。

湊母

湊の母です〜！

湊母

由樹くんが、熱を出した様なのでこちらにいます！

湊母

お迎えをお願いできませんか？

由樹母

そんな奴要らないのでそっちで育ててください。

湊母

はぁ！？自分の子が要らないって子供の気持ち考えた事ないの！？

由樹母

逆に考える必要なんてないですが？

由樹母

あ、！貧乏人には分かりませんよね！すみません(笑)

湊母

貧乏人？

湊母

アンタ、離婚したでしょ。

湊母

それで由樹くん小さい時に助けを求めてきたわよ。

湊母

「前の父親に似るなって怒られた」って！

湊母

考えなさいよちょっとは！！

由樹父

もう辞めてください。

由樹父

とりあえず、もう少しで夏休みなのでお泊りとして少しの間泊めてくださいね。それでは。

ﾌﾟｰﾌﾟｰ

湊母

由樹くん！

由樹

はい……

湊母

これから、私達の家に住もうか！

由樹

え？

湊母

由樹くんの親がね、

湊母

傷ついちゃうと思うけど要らないから泊まらせろって……

由樹

そう……ですか。

由樹

なら、少しの間お世話になります…

湊母

えぇ。由樹くんはいい子ね。

湊母

後、由樹くんさ！

湊母

みなちゃんの！

湊

母さん？勉強教えろとか言わないよね？

湊母

えぇ！頼んだわ！

湊母

あ、でも着替えがないわね……

湊母

まぁ、みなちゃんの適当に借りてね！

湊

はぁ！？////

由樹

そ、それはちょっと……///

湊母

まぁ、まぁ。お金がないのよ。

湊母

我慢してね……

湊母

後、節約したいからできるだけ2人一緒の事が多くなると思うわ…

由樹

わ、分かりました……

湊

いやいや、寝るのも一緒かよ！

湊母

あれ？昔から由樹くんと寝るーって言ってたのは誰だっけ？

湊

っ……！

由樹

面白いなw

湊

笑うんじゃねー！

湊母

とりあえず、昨日の残りがご飯ね〜

湊母

よいしょ！

由樹

唐揚げですか！？

湊母

うん！由樹くん、好きなのね！

いただきま～す！

由樹

おいし～！！

湊

やっぱり、母さんのが世界一だな。

湊母

いい事言うじゃない！

食べ終わって、ごちそうさまでした！

湊母

もう、お風呂も湧いてるから二人で一緒に入ってきてね〜！

由樹

え？

湊

は？

湊母

節約大事よ？

湊母

別に昔からだし問題ないでしょ？

由樹

は、はい……！

湊

はいって言うなよ……

由樹

え、あ、ごめん……

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鈴木

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