主
主
主
主
美和
玄関のドアを開けると、フワンといい匂いがした。
これはシチューの匂い? あたしが、あわててキッチンへ駆け込むと、
お母さん
お母さんがお鍋を混ぜながら にっこり笑った。
美和
美和
あたしは急いで手を洗って、制服の上にエプロンをつけた。
お母さん
お母さん
美和
お母さん
ギクッ Σ(゜Д゜;)
お母さんから、横取りしたおたまが宙に浮く
美和
美和
お母さん
美和
あたしの言葉にお母さんは クスクス笑った。
お母さん
戻ってきた定期テストを しぶしぶ渡す。
数学と英語と社会と理科と国語···特に国語がひどかった。
美和
お母さん
美和
お母さん
お母さんは丁寧にテストをたたんで、あたしに返しながら、
お母さん
お母さん
美和
美和
美和
美和
お母さん
お母さんはあたしの手を取って、じっと目を見つめた。
お母さん
お母さん
美和
あたしはニッコリ笑った。
お母さんは体が弱くて、以前は入退院を繰り返していた。
やっとここのところ安定して来て通院で住むようになってきたんだ。心配させて、またぶり返すようなことは、絶対したくない。
美和
お母さん
美和
あたしはサラダを作るために、鼻歌を歌いながらきゅうりを切り出した。
大好きな友達、大好きな家族。 大好きな人達に囲まれた幸せな毎日。 これからもずっと、そんな毎日が続くと思ってた。
本当に···このときまでは。
主
主
主
主
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!