◤◢◤◢⚠︎注意⚠︎◤◢◤◢ ・悪ノ娘パロ (本家様の小説を参考にさせて 頂いているのでネタバレ🈶です) ・irxsメインですがボーカロイド (派生含む)も登場します ・年齢操作🈶 ・キャラ崩壊 ・初期組→後期組呼び方の違いあり
3タップ後本編
⚀ Liura side ~イレギュラー王宮内 「鏡の間」にて~
使い回しキャラ
宰相がそう発言すると同時に、 りうらは、あにきに初兎ちゃん、 そしてレンや他の使用人と共に その代物を鏡の間に運ぶ。
それは、まるで童話に出てくるような お菓子のお城だった。大きさは りうらたちの背丈の倍はあるだろう。 後で聞いた話だが、このアイデアは 王子たちが今日の朝に思いつき、 パティシエ達に作らせたらしい
使い回しキャラ
そう宰相が説明を続けると共にりうらは
Liura.
そんなことを考えていると不意に 義父さん…カイトが昼間に庭園で 言っていたことが過ぎる
「民も皆飢えに…」
その言葉を思い出し、鏡の間の入口で 警備をしているはずの義父の方に 目をやると
明らかに怒気を含んでいる目をして 鏡の間から出ていくところだった
Liura.
カイト
そう少し叫びにも近い声で りうらの声に応答したあと ぽつりとつぶやく
カイト
カイトはそう吐き捨て、 その場を立ち去った。 りうらは勿論。あにきや初兎ちゃんも 何も言うことが出来ず、 ただ立ち尽くしていた。
使い回しキャラ
Sho.
使い回しキャラ
使い回しキャラ
Yusuke.
使い回しキャラ
使い回しキャラ
使い回しキャラ
Liura.
「血の繋がった兄弟」
「双子の兄弟」
「賽ノ国の統治者」
「おやつが大好きな王子様達」
_「悪ノ王子」
りうら達の知ってる3人は 決して少なくない。
だけど
彼らが知ってるりうら達は一つだけ
…りうら、初兎、悠佑という名の 自分たちと顔のよく似た召使達。
♠ MEIKO side ~イレギュラー王国 「城下町」にて~
メイコ
あとで聞いた話、私のこの叫びは この家から1キロ離れた場所まで 届いていたらしい
禁酒を始めて何日だ?食料問題が 解決するまで酒を断つことにしたのだが 時より無性に飲みたくて仕方なくなる
何より家に一人でいることがダメだ。 今日は王宮の舞踏会の警備でカイト… まぁ父さんが遅くに帰ってくるのだ。
そもそも私が酒が飲めないのは何故だ? 食料が不足しているから。ならなぜ 食料が不足しているのか?
ただでさえ少ない今年の収穫の大半を あの忌まわしき〖悪ノ王子〗いふ、 ないこ、ほとけが民衆から奪って 自分たち用の食料庫に貯えてるからだ!!
民衆の事など何も考えていない。 自分たちが良ければ良い。その貴族達の 元締めがあの兄弟達だ。
民衆はあいつらのことを 「王子」とは呼ばない。 そんな高尚なもんじゃないもの。 あいつらは性質の悪い 「悪ノ王子」よ!!
メイコ
私は3人の姿を見たことがない。 私だけじゃない、民衆のほとんどは 彼らの容姿を知らないだろう。 悪ノ王子は民衆になど姿を現さない。 彼らにとって、民衆とは 搾取対象くらいの認識なんだろう。
こんな鬱憤を父さんに話せないのも辛い 私の父は王家直属の親衛隊長なのだから 王族の悪口なんて言える立場じゃない。
メイコ
悠佑に初兎、りうらの3人は 元気でやってるだろうか? 義弟の3人を王宮の召使にする。 そう父さんが言い出した時は 朝まで口論してたっけ?
王宮仕えは別に父さんの目の届くところ だから分かる。でも何故「召使」なのだ? はっきり言って彼らは… 特に悠佑なんて剣術の天才だ。 なら親衛隊に所属させるべきだろうに
カイト
っと、そんなことを考えていると 義父が帰ってきた
メイコ
カイト
…うん。酒の匂いはしない。 飲んできてないわね
父さんが3人を召使にした理由は 分からない。でも今は強く聞かない。 きっと深い事情があるのだろう。
なら今は信じるしかない。 血の繋がらない私たちを育て上げて くれた尊敬すべき父、 カイト=アルベールが 自ら語ってくれる日まで。
第一章 一節〖十五歳ノ誕生日〗 𝐅𝐢𝐧 ▷▶︎▷next 第一章 二節〖心ニ宿ル悪ノ形〗
⚅ Yusuke side ~イレギュラー王宮内 「音の間」にて~
Hotoke.
ほとけの声が音の間全体に響き渡る。 そして鎖に繋がれた哀れな罪人が 処刑場へと連れていかれる。
罪人、と言っても彼が犯した罪は 殺人、強盗類のものでは無い。 罪状は「恐れ多く偉大なる王子に 口答えをした罪」。だそうだ
連れていかれた彼は政治家としては なかなか評価の高い男だったが、 だからこそ王子達の暴政が許せず 溜まっていた鬱憤が 爆発してしまったのだろう
ちなみに、ここ「音の間」は王子達や 近臣達との会議。また王子自らが刑罰を 決める裁判が行われる場所だ。 先日の舞踏会などが催される場所は 「鏡の間」である。
裁判が終わり、音の間から王子達や 近臣達が退出し始めると 俺は仕事に取り掛かる。 今日は俺と、同じ召使のアサンが ここの掃除当番だ。
ここは戦時中に兵の待機場所として 使われていたので武具などが多く 飾られている。武具とはいえ中には 俺がここで一生働いても 手に届かないくらい高価なものもある。 だから間違っても 傷つけないようにしなければいけない
そのためか、さっきりうらと初兎に
Liura.
Sho.
Liura.
Sho.
Yusuke.
そう思いながら一つ一つを丁寧に磨く
部屋の反対側ではアサンが 同様に仕事に精を出している。 王宮の使用人は女性が圧倒的に多く 彼は貴重な男手の1人だ。
If.
突然、呼び声が音の間に響く。 見れば退出したはずのまろが戻り、 宰相を探しているようだ。
使い回しキャラ
If.
使い回しキャラ
その人の仕事は国政を取り仕切ることだから食事のことを聞いても仕方ないやろ …って言っても召使の俺から見ても、 そんな役に立ってるとは思えんけど。
If.
使い回しキャラ
マリアムに直接言えばいい気がするが、 目の前のうだつの上がらない小男の方が きっとまろも文句が言いやすいのだろう
…そういえば、今日の配膳当番は アサンだったはずや。 まろの怒りがアサンに 向かなければいいんやけど… 気の小さい彼の事が心配になり、 彼の方を見ると…
…アサンの様子がおかしい。 明らかに目が泳いでいる。 それに手に持っているのは… 食事用のナイフ…?
使い回しキャラ
アサンが叫びながら まろの方に駆け出した。 突然のことにまろも動きが取れない。 アサンの持つナイフが まろの腹に刺さるその寸前、 俺の体は勝手に動いていた。
Yusuke.
アサンに全力で体当たりを食らわせる。 まろは?…良かった無事みたいや。
カイトとの不仲から 親衛隊を遠ざけていたのが災いした。 ミニスに至っては腰を抜かして 震えており、使い物にならん
Yusuke.
ちょうど掃除をするために 手にしていた宝剣を構えると…
Yusuke.
一瞬焦ったものの、 大した問題にはならなそうだ。 アサンの構えを見ると、 刃物の扱いには慣れていない。 素人や。
ましてや得物は食事用のナイフ。 負ける道理なんてない。
俺は剣を中段に構え、 アサンの目を睨む。彼がその威圧に負け 目を逸らしたその瞬間!!
_カキーンッ!!_
剣を横に振って、 アサンのナイフを吹っ飛ばす。 動揺していたが、背後の壁にかかる 槍に気づいたようだ。
それを取ろうと背を向けた時、 アサンの脇腹に思い切り剣を叩きつける 痛みに顔を歪ませ、床に倒れ伏すアサン
刃がないため、切り捨てることは 出来んかったけど、かなりの強さで 叩きつけたから肋骨くらいは 折れているかもしれへん
If.
しばし唖然としながら、 その様子を見ていたまろだが、 ハッと我に返ったのか いつもの尊大な口調で言い放った
If.
騒ぎを聞きつけ、ようやく駆けつけた 兵士たちにアサンは連れていかれた
その後の調べでアサンは、 ほとけに死刑宣告された政治家の弟、 ということが分かった
…兄弟が殺されたなら、 同じように兄弟を殺してやろう。という 復讐…仇討ちということか
アサンは翌日、処刑場で 首をはねられた。
ちょっと疲れましたね⬅️
イラストは…まぁ下手なんですけど 描きたかったので描いたのをたまに乗せます(あ)
そして目線としてはMEIKO姐さんの所も ありますが…ご了承ください()
コメント
9件
絵ガチでうまい、、✨構図も表情も服も、😭黒さんが青さんのこと守ったところかっこよ、惚れるわ、(?)やっぱVOCALOIDキャラもててるのほんと初の試み、?で好きだし、桃さんと白さんとの会話も良い、()主様本当に天才すぎます、🥹イラスト描けるのもこんな神すぎる文章書けるのも、😭前友達から借りて読んでたけど悪ノ娘と悪ノ召使買ってみようかなぁ、、、?古本屋にあるか、?(((なければメ○カリか、((
続きが楽しみです!
絵も好きすぎる、、✨ 話が細かく作り込まれててすごいッッ🫶💗 私絵も話もこんなに上手にかけないよ、、、、、 まじ尊敬✨🤩 🦁くんが🤪ちゃん助けたところ最高すぎた🫰💕 2人ともかっこかわいかったし、、、 続き楽しみです♪