”彼”は、アサシンスクールきっての殺し屋だった。
そんな”彼”は僕と居てくれた。
周りの人間は、”彼”を高く評価した。
でも、そんな評価が”彼”を狂わせた。
”彼”は心の優しい、明るい人だった。
いつも、殺した人間を弔っていた。
ある日、”彼”の心は変わってしまった。
”彼”は笑顔を無くし、涙も流さなくなった。
でも、あのときの事故で”彼”は、、、
ある日、”彼”が過ごしている学校を突き止めた。
転校生と名乗ってまで、彼に近づいた。
そして、彼女は”彼”で無いことが分かった。
、、、これで良かったんだ。
このまま、”彼”の人格を目覚めさせなければ
彼女は平和に暮らせる。
殺しなんてしなくて良い。
だから、僕は間違っていない。決して━━━
響音
、、、ら
響音
フラ!
×××
、、、?
響音
大丈夫?
響音
さっきからずっとボーっとしてるよ
×××
あぁ、大丈夫。気にしないで、、、
響音
ふーん、、、
キーンコーンカーンコーン
ガラッ
先生
席につけー
先生
入ってこい。
先生
今日は転校生を紹介する。
ハルト
ハルトです。
ハルト
よろしく(ニコッ)
響音
なんか、フラに続いて転校生多いね
×××
そう、だね、、、。
響音
(何か変なのー、、、)
先生
これから仲良くしろよー
「「「はーい!」」」
~昼放課~
×××
、、、どう言うつもり?
ハルト
なんの事?
×××
どうして彩矢に近づいたか聞いてる。
ハルト
何でだろうね~?
ハルト
俺の方が彩矢と仲良かったし?
×××
ハルト
それにカリトは、彩矢の事ただの相棒って言ってたろ?
ハルト
だから、チャンスかな~って
×××
、、、彩矢は記憶を無くしてる。
×××
その記憶を掘り起こす訳にはいかない。
ハルト
それ、協力しようか?
×××
信用できない。
ハルト
酷いな~
ハルト
俺だって鬼じゃない。
ハルト
彩矢の幸せは守りたいし、ね。
×××
裏切ったら、、、
ハルト
分かってるよ。
ハルト
それより、もう授業始まるよ?
×××
遅れたらお前も道連れだけどね。
ハルト
ハイハイ、カリトに嘘は通じないねー。
ハルト
話が終わったなら、早く戻ろーぜ。
×××
言われなくてもそうするつもりだ。
響音
、、、







