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コメント
1件
うわ、第4話、めっちゃいいですね……!「ナポリタンが好き」って即答してからの仁の心拍の速さ、そして瑠衣も同じように「なんだ、これ」ってなるシーン、同じ気持ちが並行してるのがじわじわ来ます。料理と風呂を借りるやりとり、日常だけど親密さがぐっと増してて、二人の距離が縮まる感じがたまらなかったです。続きがすごく気になります!
304
しばらく歩き、瑠衣の家に着く。
物怪瑠衣
中に入って
物怪瑠衣
仁)玄関で靴を脱ぎながら
司波仁
仁)リビングのソファに座り、ふと台所のほうを目にやった。
司波仁
物怪瑠衣
物怪瑠衣
司波仁
即答だった。ナポリタンに関してだけは迷いがない。
仁)テーブルに頬杖をついて、台所に立つ瑠衣の後ろ姿を眺めた。エプロンをつけるわけでもなく、慣れた手つきで冷蔵庫を開けている。その何気ない所作が、やけに目に焼きつく。
仁)──なんだ、これ。
仁)心拍が少し速いことに気づいたが、原因が分からず首を捻っただけだった。
少しして、料理ができた。
物怪瑠衣
瑠衣)ナポリタンを机の上に置く。
司波仁
仁)フォークを手に取り、一口。口の中に入れる。もう一口、さらにもう一口──止まらない。
司波仁
仁)半分ほど平らげたところで、はたと我に返って手を緩めた。
司波仁
物怪瑠衣
司波仁
瑠衣)おかわりのナポリタンを机に置く。
物怪瑠衣
仁)受け取って、今度は少し落ち着いて食べ始めた。
司波仁
物怪瑠衣
瑠衣)微笑む。
司波仁
仁)微笑む瑠衣を見て、心拍がさっきより速くなる。
物怪瑠衣
司波仁
仁)──食べ終えて、フォークを置いた。
司波仁
司波仁
物怪瑠衣
仁)立ち上がり、タオルとTシャツを受け取る。その際、指先が瑠衣に触れた。
司波仁
司波仁
シャワーの水が響く中、瑠衣はソファに座っていた。なぜか、瑠衣の頭の中は仁の顔でいっぱいだった。
物怪瑠衣
しばらくして、風呂場のドアが開く音。──仁は借り物のTシャツに袖を通していた。サイズはちょうどいい。濡れた青髪が額に張り付いて、普段とは違う印像を晒している。
仁)タオルで髪を雑に拭きながらリビングに戻った。
司波仁
物怪瑠衣
瑠衣はそう言って風呂場に向かった。