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快晴くん🌌@イラコン開催中
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コメント
1件
わああああ…読んだ直後から感情が溢れてる😭💕 雨の夜の静けさと、少年の震える気持ちが鮮明に伝わってきて、胸がぎゅってなった…。「書いたあなたが進めたならそれで十分だよ」というるぅとくんの台詞、優しすぎて涙出そうになったよ…✨ 自分も誰かに届けたくなるような、あったかい作品だったな。次も絶対読みたいです!作者さん、お疲れさまです🥺💌🌸
雨の匂いがする夜だった。
駅前の小さな広場に、ひとりの少年が立っていた。
手には、少し折れ曲がった便箋。
何度も書き直したせいで、紙の端は柔らかくなっている。
?
そう呟いた声は、雑踏にすぐ飲まれた。
少年の名前は、もうどうでもよくなっていた。
ただ「誰かに届いてほしい言葉」を抱えたまま、何時間もそこに立っている。
便箋には、たった一つの宛名だけが書かれている。
"あなたへ"
その「あなた」が誰なのか、少年は最初からわかっていた
でも書くたびに怖くなった。
届くはずかない
読まれるはずがない。
もし読まれても何も変わるはずがない
それでも書いた
ある夜のことだった。
——音楽が、救いというより「呼吸」だった頃。
何も上手くいかない日が続いていた。
学校では笑うふりをして、
家では何も言えず、
夜だけが本当の自分だった
その夜、偶然流れてきた声があった。
優しくて、まっすぐで、
少しだけ寂しい声。
それはるぅとくんの声だった。
「大丈夫」なんて言わないのに、「ここにいていい」と思わせる声だった。
それから少年は、その声を何度も探した。
イヤホンの中で、
夜の端っこで、
世界の隙間で。
気づけば、その声は少年の毎日に入り込んでいた。
だから書いた。
ありがとうじゃ足りない
救われましたも違う
ただ一言だけ
「今日も生きてていいって思えました」
それを書いた瞬間、手が止まった。
重い。軽すぎる。
どちらなのかもわからない。
?
呟いて、紙を折りたたもうとしたその時だった。
??
ふいに、背後から声がした。
振り返ると、少年と同じくらいの年齢の少年が立っていた。
傘も差さず、雨に少し濡れながらこちらを見ている。
その声は、どこかで聞いたことがあった。
いや、正確には「聞いていた声」だった。
?
少年は慌てて手紙を隠した。
彼は少し笑って、広場のポストを指さす。
るぅと
その存在は、現実なのに少しだけ現実じゃないみたいだった
るぅと
るぅと
るぅと
少年は言葉を失った。
ただ、握っていた便箋が少しだけ熱を持った気がした。
?
るぅと
即答だった。
その軽さが、なぜか一番まっすぐだった。
るぅと
その言葉は、雨よりも静かに落ちてきた。
少年はゆっくりとポストの前に立った。
赤い金属が街灯を鈍く反射している。
手が震える
入れたら終わる。
でも、入れなかったらずっと終わらない。
どっちも怖い
それでも——
少年は、便箋をポストの口へ差し込んだ
するり、と紙が吸い込まれていく。
あっけないほど簡単だった。
?
つぶやくと、背後の少年が小さく拍手した
るぅと
その一言が、妙に心に残った。
彼はそれ以上何も言わず、傘も差さずに歩き出した。
数歩進んでから、振り返る。
るぅと
?
るぅと
?
るぅと
そう言って、夜に溶けるように彼は去っていった。
少年はしばらくポストの前に立っていた。
何も変わっていない街。
何も変わっていない自分。
それでも、さっきまでと違う呼吸をしている気がした。
ポケットの中で、もう一枚の下書きがくしゃっと丸まっている。
それを取り出して、そっと広げる。
少しだけ滲んだ文字
「今日も生きてていいって思えました」
少年はそれを見て、小さく笑った。
そして誰にでもなく呟く。
莉犬
雨はもう、ほとんど止んでいた。
意味不明作品になってしまってすみません