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それから時間は一瞬で過ぎて行き 、

あっという間に7月になった

ひなも樹君に恋をして

私も変わらず北斗くんに恋をしている

北斗くん達とは時間も経って

前よりは仲良くなれた 。

そんな事を考えていたら樹くんと北斗くん がきて話しかけてくれた 。

遊園地に行くことになった

楽しみだなあ

帰り、たまに行く近くの海辺に来た

そんな事をぼそっと呟く

今私はすごく幸せだ。

これ程幸せなことは無いと思うほど

そう思いながら眩しい空を見上げる

だけど

何故か死にたいと思う

だけど

そんな勇気は無くて

独りぽつんと岸に座る。

幸せなのに、辛い

ぼーっとしていたら波が強くなって おしりが濡れてしまった 。

さすがに濡れた状況で帰れる訳もなく 少し焦っていたら

『 あの … 』

そう返したら、無言で来ていた上着を 脱いで手を伸ばしてきた

『 濡れたんでしょ 、これ着てください。』

『 いいから 。』

そう言って私の肩に上着を被せてきた

『 よく樹達といる子だよね 。』

同じ学校 ？

あの人か、綺麗な顔だなって思ってたんだよね 。

なんで知ってるんだろ

えええ 、

北斗くんと樹くんが ？

私の話 … ？

私の前に座り込んでそんな事を聞いてきた

どうしよ 、付き合ってる事 バレちゃいけないのに 、

今ふと思い出した

この人 、大我と似てるな 〜 、

優しいのも 、勘が鋭いのも 。

名前も同じ

何となく雰囲気も似ている気がする

普通に話しているけど

心の奥底にどれだけ強い人でも 抱えきれないような辛すぎる悩みを 抱えているような 、

淡い目 。

大我に会いたい 。

もう一度あの3人で

あ ー やばい泣きそう 、

大我もそんな事言ってたなあ 、

｢ 顔に『 眠い 』って書いてるよ ! 笑 ｣

なんて言ってからかってきたなぁ 笑

経験してきてる　か 、

今にも涙がこぼれそうになる

あぁ、なんて優しいの

辛いよ

優しくしないでよ

貴方が話す度

大我が一々頭に過ぎる 、

返事なんてある訳無い無駄に広い玄関

雰囲気の為に適当に置かれたお花 。

｢ 綺麗だから 」なんて理由

しょうもな

全部言われなくても分かってるし …

お父さんが出張に行ってから お母さんが豹変した 。

だけどお父さんは帰ってきてほしくない

どっちにしろ最悪なのは変わらない 。

辛くて辛くて

死にたくなる 。

助けてほしいんでも、 慰めてほしいわけでも無くて 、

幸せになりたい 。

幸せそうに話してるあの子も

辛いのかもしれないし

辛そうに話してるあの子も

幸せな事があるのかもしれない

こんな世間の窮屈さに 今にも泣きそうになる

死んでしまった方が

幸せなのだろうか 。

無理をしているわけじゃない

いやしてるかもだけど 、

だけど

無理をしないといけないから

それは皆同じなのかも

『 無理しちゃだめだよ 』

なんて言ってくれたあの人だって

その言葉そっくりそのまま お返しします 。

って言うぐらい辛そうだったし

でも無理をしないと生きていけないから

自分ぶっ壊してでも無理やり生きてんだよ

死ぬ勇気が無いから

おかえりなんて言葉は待たずに

すぐ自分の部屋に入った 。

気になることがあったから 、

いや 、気になると言うより

気付かないふりをしていただけか 、

やっぱ好きだよな 、笑

え

俺か 、

言っちゃいけないんだ 、

俺と花ちゃんは付き合ってるって 、

樹に取られるかも 、

はなちゃんって

何考えてるかわかんないんだよな

すごく楽しそうな時と

なんか

辛そうな顔の時とか

分かんないんだよなあ

お腹すいたな …

冷蔵庫か

下行きたくないなあ

お母さんいないじゃん

どっか行ったのかな

コンビニ行くか

今ちょうどいないし

何食べよっかな 〜

いつもはほっとく癖に

自分が機嫌悪い時だけ 　 都合よく怒ってくんなよ ‪💢

鍵閉められんのは初めてかも

ヤバいどうしよ

年齢的にもホテルとか無理だし

家泊めてくれる友達 …

ひな !!!

何この展開

やばい

家デカ、めっちゃ綺麗だし

3　『 いただきます ! 』 ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎

なあ樹 、お前強えよ 、笑

まじで取られちゃうよ 、

ご飯もお風呂も終えて寝る時間が来た

長くなってしまった 汗

しかも全然更新できてなかった

すみません

もう忘れられてるだろうけど 自己満で👍🏻

ではまた気まぐれで