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理子
元カノと連絡取らないで
典夫
またそれかよ
典夫
仕方ないだろ
典夫
幼なじみなんだし
典夫
今は友達なんだから、別にいいじゃん
理子
なんでそんな言い方してまで
理子
元カノと連絡とりたがるの
理子
したいの？
典夫
うるせえなあ
典夫
もうこの会話何回目だよ
理子
連絡するからじゃん
典夫
なんなんだよ
典夫
なんでお前に俺の交友関係狭められなきゃいけないんだよ
理子
彼女だからだよ
理子
好きなら多少はわがまま聞いてよ
理子
だいたい、これわがままとも言えないと思う
理子
私のこと考えてるなら普通元カノと連絡とらないよ
典夫
あーーーーーーーーーー
典夫
はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはい
典夫
あいつ、また言ってきたわ
典夫
絵美里と連絡とらないでって
典夫
しかも彼女の言うこと聞けってさ
典夫
うぜえ
絵美里
でも愛されてんじゃん
絵美里
心配してんだよ
典夫
やー束縛したいだけだろ
絵美里
ま、普通に考えれば連絡とらない方がいいんだろうね
典夫
そんな寂しいこと言うなよ
典夫
俺は、まだ…
絵美里
あ、お風呂入ってくる
典夫
うん
理子
元カノといたでしょ
典夫
またか！！！！！
典夫
もううるさい！
理子
いたでしょ
典夫
そりゃあ、いるだろ
友達なんだから
友達なんだから
理子
肩、組んでたでしょ？
典夫
え、待て待て
典夫
見てたのか？
理子
責める権利なんかないよ
理子
典夫には、ない
理子
私と付き合ってんのに
理子
なんで他の女と近付きたがるの？
理子
元カノと合わないで
典夫
はあ
典夫
もう、疲れた
典夫
別れてくれよ
典夫
お前が夢にまで出てくるんだよ
典夫
俺を監視してるんだ
典夫
寝てるのに休まらない
典夫
別れてくれよ
理子
だめ、無理
理子
絶対別れない
典夫
理子ー…
典夫
絵美里
典夫
あいつやべえわ
典夫
すとーかーしてきてるわ
絵美里
理子ちゃん？
典夫
ああ
典夫
俺たちが会ってたこと知ってた
典夫
それから会わないでって言われた
典夫
なあ、俺恐いよ
典夫
あいつが恐い
典夫
別れたい
絵美里
別れるの？
典夫
別れてくれないんだ
典夫
だめって言われた…
典夫
もうだめだ
典夫
俺はずっとあいつに監視されるんだ
典夫
これから一生…
典夫
いやだ
典夫
いやだいやだ
典夫
そうだ
典夫
これなら…これをすれば
典夫
俺の未来は自由だ
絵美里
ん？
典夫
殺そう、俺たちで
典夫
お、よく来たな、理子
理子
うん、久しぶりに呼んでくれたね
典夫
まあな、とりあえず座ろうぜ
理子
うん、こうして典夫の家に来るのいつぶりだろ
理子
嬉しい
典夫
俺も嬉しい
典夫
そうだ、ジュース飲めよ
典夫
俺の飲みかけだけど笑
理子
間接キスじゃーん
理子
ありがと
典夫
（お、飲んだ）
典夫
（このジュースには絵美里が事前に毒を入れてくれてる）
典夫
（飲みかけだと思わせとけば飲むだろうと思ったけど）
典夫
（予想的中）
典夫
（この後、タンスに隠れてる絵美里が出てきて）
典夫
（こいつの苦しんだ顔を…
理子
うん、おいしい
典夫
ん？
典夫
あれ？
典夫
大丈夫なのか？
理子
何が？
典夫
貸せっ俺が飲む
典夫
んぐっ！？
典夫
んーーーーーー！
絵美里
ええ〜ちょろ
絵美里
まさかこんな上手くいくなんて
典夫
え、みり？
絵美里
だから元カノと連絡とらない方がいいって言ったのに
絵美里
この子ねー、嫉妬深いの
絵美里
おいで、理子ちゃん
理子
ん、絵美里
典夫
お前ら、グル、だった、のか？
絵美里
はじめから私は理子ちゃんの味方だよ
絵美里
私たち
絵美里
どこにいるか
絵美里
何をしてるか
絵美里
全部話してたの
理子
あんたが絵美里に手を出さないために付き合ってたけど
理子
それが裏目に出たみたい
理子
だから連絡とらないでって言ったのに
理子
私の恋人、盗らないでよ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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