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ピンポンパンポーン
えー、朝の7時になりました!
グッドモーニング!今日も元気に 頑張っていきましょー!
唯
私は7時前には目が覚め身支度を終わらせていた。
これから何をしよう、と考えていた 所この放送が聞こえてきた
確か昨日皆で決めたルールでは 毎朝食堂に集合だったよね
唯
着くともう既に何人か集まっていた
まだ放送がなってからそんなに経って ないのに…
灯
唯
とこちらに向かって元気よく 挨拶をしてくれた
やっぱりこうして挨拶を してくれる人がいると嬉しいな。
レイア
大河
大河
湊
錬
錬
錬
朝食は今集まっている6人で作る事にした。
多分もう少し少なくても良かったが 皆いい子だからか、何もしないのは 申し訳ないとの事で皆でする事にした。
数十分後
レイア
湊
と南野くんは優しく笑った。
最初は南野くん1人がやる予定だったんだよね…
何十人もの食事を作ろうとしたのか… 凄いな…
大河
錬
源本さんは呆れるように ため息を吐いた
数分後
翠
と息を切らしながら雫芽さんが来た
灯
翠
少し驚いていた
翔
琳寧
祐月
祐月
何とか皆集まった
それから皆と楽しく談笑しながら 食事をした
…一人を除いて
佳澄
來亜
翠
湊
各自解散となった
私は自室に戻る事にした
無駄に体力使いたくないし
ドンッ
唯
と何かとぶつかり床にお尻を着かせてしまった
少し痛い…
中学生の時、前を向くのが怖くなって しまって出来る限り下を向いて歩いていたのが癖になりこうなった
唯
すぐに謝った
怒られたくない…
那生
上を向くとそこには自分より何cmも 高い神崎先輩が居た
彼は今とても殺意に満ちた顔をしている
あれ…私終わった?
唯
唯
那生
…なんでフルネームなんだろう
唯
那生
唯
那生
ひぃぃ……
唯
那生
とそっぽ向きながら言い放った
なんだこの人…
唯
那生
唯
那生
えぇ……
那生
那生
と言い残して行ってしまった
唯
彼の方を振り向き後ろ姿を見ながら ぽつりと呟いた
唯
唯
とベットに横たわり天井を 見つめながら言った
翌日
私たちはいつも通り食事をとっていた
こんな状況を"いつも通り“なんて 言っていいのだろうか…
???
祐月
大河
灯
???
???
琳寧
???
アドミニストレータ
來亜
大河
佳澄
佳澄
アドレータ
翔
錬
唯
レイア
アドレータ
アドレータ
アドレータ
大河
アドレータ
アドレータ
アドレータ
アドレータ
アドレータ
美仏
祐月
翠
翠
湊
と私達は不安を抱えながら コンピュータ室へと向かった
翔
拓海
美仏
私達は探索しようとしていた
???
後ろを振り返ると
唯
那生
と神崎君は私達がまとまっている左辺りを指さした
來亜
祐月
中には数十枚のDVDらしきものが 入っていた
灯
と神崎君は私達の質問を無視し ダンボールまで近づいた
佳澄
しばらく「がちゃがちゃ」と音を立て 中を漁っていた
那生
すると神崎君はダンボールから 「神崎那生」と書かれていた1つのDVDを手に持っていた
那生
とだけ言い、神崎君は近くの席に座り DVDをDVDプレーヤーに読み込んでいた
何を見ているのかはここからは見えなかったし音声も神崎君がヘッドホンを つけていた為聞こえなかった。
一体、向こうの景色には何が映っているのだろう……
湊
レイア
と私達は少し不安そうに顔見合せ、 自分の名前が書かれているDVDを取り出した
那生
唯
自分のDVDを取り出すと神崎に呼ばれ 自分の隣の空いている席を差した
どうやらDVDを見終わったんだろう
灯
すると近くにいる灯ちゃんに 心配の声をかけられた
きっと…神崎君の印象が良くないから 一緒に過ごすなんて心配したのだろう
唯
灯
と私は神崎君の隣行った
唯
那生
なんだこの人……
那生
那生
と静かに言われた
唯
困惑していると動画が 再生された
少し緊張した中見ると そこには
…え
ここ…私の家じゃん…
リビングが…え、どうして?
そのには紛れも無く私の家の リビングが映し出されていた
一体いつ撮ったのだろう。
次の瞬間さらに私を驚かせるもの が映った。
お母さん
とそこには優しい笑みを浮かべながら 軽く手を振っているお母さんが居た
どうやら画面の私に手を振っているようだ。
何…これ
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
とビデオテープは終了した
これっていつ撮ったんだろう……
これの何処が動機なの?
と私は安堵し呑気な事を考えていた
次の瞬間画面が暗転し、砂嵐が起きた
周りには大量の血が溢れかえっていた
ソファや机などは 裂かれ、破れ、折られたりしていた
✘人現場だと言われても 納得するような風景だった
…お母さんが見当たらない
お母さんは…?無事なの……?
お母さんは無事なのか、 外の世界はどうなっているのか
色んな感情が私を支配していった
唯
全身から冷や汗をかき、 過呼吸気味になっていた
那生
唯
神崎君の声ではっとした
危ない…神崎君の声掛けで 少し落ち着いた……
みんなは…どんな反応をしているのだろう?と辺りを見てみると
祐月
祐月
翠
翠
顔色を青く染める者
レイア
錬
いつもと変わらない表情を浮かべる者
美仏
泣き叫ぶ者
色んな反応をしていた
そんな中、1人の人物が
琳寧
琳寧
と全身に汗を浮かべ 震える手でポケットからカッターナイフを取り出した
拓海
そのまま雨宮さんは自分の袖を捲り上げ カッターナイフの刃を出しそのまま……
大河
よく見ると雨宮さんの両腕には 傷や包帯が何層も巻かれていた
錬
2人が止めてくれたお陰で 腕には傷が入らなかったが 雨宮さんはパニック状態になってしまったので保健室で休ませる事にした
辺りは静まり返っていた 動機ビデオテープや雨宮さんの事などで あまりにも喋れる様な状態じゃなかった
そんな色んな事が起こった中の雰囲気は とても重かった
灯
灯
灯
唯
いつもと様子が違う 灯ちゃんに声を掛けた
苦しそうに何かに抵抗するような、 心の叫びが弱々しく聞こえて来た
灯
とこちらを振り返り笑顔を見せた
しかしその笑顔はいつものような 明るく可愛らしさはなく
無機質な…ロボットのような 作られた笑みに感じた
灯
灯
…いつもの灯ちゃんに戻ったようだ
最後はいつもと同じような笑みを浮かべた
こうして私達は解散した