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wakai
wakai
wakai
若井に褒められるのが何より 嬉しかった。
その声でその笑顔で名前を呼ばれたら 辛いことも頑張れるくらい俺は単純で 大好きだった。
それ故に嫉妬深くなった。 若井の目に映るものが俺だけで あればいいと。
oomori
wakai
oomori
wakai
oomori
俺はどうしたかったんだろう。 有名になれたのも ファンの人達が支えてくれるのも 本当に有難いし、嬉しいのに
寂しい。
きっとそれは若井にとって 大切な人が沢山できたからだ。
若井の“特別”は もう俺だけじゃない。
oomori
wakai
oomori
wakai
oomori
wakai
もう俺だけが特別じゃないん だと頭で理解してしまったら、 色んな感情が溢れて、こぼれてしまった
若井は何も言わなくて、 それが怖くて俯く。 今すぐにでもこの場から逃げ出したい
oomori
wakai
oomori
wakai
oomori
wakai
なんて若井は笑うけど 俺、本当に重いよ?
ぐちゃぐちゃで ドロドロで
最悪、若井を閉じ込めちゃう かもしれない
wakai
oomori
wakai
wakai
oomori
wakai
あぁ、ダメだ。 もうこれ以上は本当に抜け出せない
…いやもう、抜け出せなくても いいのかもしれない。
だって、若井も俺もお互いに 好きなんだし
俺が若井に依存してるみたいに 若井も俺に依存すればいい
oomori
wakai
笑顔で頷いた若井の後頭部に 手を添えて引き寄せ、 弧を描く唇に自分のを重ねた。
wakai
oomori
wakai
oomori