TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

-練習用-

一覧ページ

「-練習用-」のメインビジュアル

-練習用-

3 - [フリー戦闘シーン] 弱者と強者

♥

20

2023年10月21日

シェアするシェアする
報告する

さぁ…始めようかぁ!!

夢幻

貴様…ここまで逃げて何がしたい……

さぁな?戦ってみりゃわかることだ

夢幻

……そうだな

チャキン シャアアァ…

夢幻はゆっくり刀を抜く…

夢幻

戦いになると良いな

随分舐めてんねぇ…吠え面かかせてやる((チャキキン

零も二本のナイフを取り出す…

さて、まずは…

ギュオンッ!

零が素早く距離を詰める!!

斬り合おうかぁ!!

夢幻

(なんだ…?)

夢幻

来い

ガギン    ギィン ギギィン  ガギギギギ…!!

ぐううおおぉあああ!!((ズバ,ブシュウッ

夢幻

どうした、二本持ってる割には手数が足りないんじゃないか?

やっべええぇぇ!!!

夢幻

(斬り合いは大して強くない…押せる)

夢幻

(しかしなんだ?やつの動きがなにか違和感がある…)

激しい斬り合いをするが 零の体が徐々に削られていく…

(やっぱコイツ速いなぁ…バケモノがよぉ)

バッ!

零は夢幻と距離を取る…

よぉくわかった、斬り合いじゃあ俺はお前に絶対勝てねぇ

夢幻

当然だろう

だから少し…

ズルさせてもらうぜ((ヒュッ

ブチッ

すると零は横に生えてる ツタをいきなり切る…

夢幻

何をして……

ババシュッ!

すると茂みから矢が飛んでくる!!

夢幻

ッ!!?

夢幻

カアアッ!!

バキキン!

夢幻は飛んできた矢を全て打ち落とす

夢幻

トラップか……

夢幻

(動きの違和感は誘導していたからか!!)

次の手があるぜぇ

バシュン!

夢幻

後ろだ!!

ガキン!!

うお、マジか

夢幻

トラップが作動する時に音が出るからわかりやすいな

ま、マジかよ…

夢幻

なんだこの程度でーーー

ヒュッ ドス

夢幻

な…((ゴフッ

次の瞬間、音も無くしなった 木の杭が夢幻の腹に刺さった

夢幻

なんだ……今のは…

そうだなぁ…確かにそうだ

音が出ちまえばアホでも避けられるしな

夢幻

ゴフッ……「バンブーウィップ」か……

正解

自然に適した良いトラップだろ?

さぁ、コレが俺と戦うってことだぜ夢幻

テメェにゃ恵まれた洞察能力と身体能力があるが…

俺には100の知識と100の策があるんだ

宣言してやるよ((チャキ

零は夢幻にナイフを向ける…

ここが墓場だ

夢幻

ゴフッ、トラップか……

夢幻

いいねぇ、弱者が頼る必勝法だ

テメェ……

夢幻

お前は戦闘能力が低い、なのに俺と戦えてる

夢幻

お前が弱者の集大成と言っても過言じゃあないな((ギチギチ…

夢幻の体が引き締まる…

夢幻

さぁ…来い……

夢幻

お前の持てる手段を全て使って俺を倒してみろ!!!

ビリビリ…))うおぉ……!!

(なんちゅう圧力だよ…)

夢幻

行くぞぉ!!!

バゴン!

夢幻は地を蹴り抜いて加速する!!

さぁいこうかぁ!!!((ブンッ

零は瓶を投げつける!

夢幻

なんだ?

硫酸さ!!食らって溶けちまいなぁ!!

夢幻

(硫酸!?)

夢幻

くうっ!!((ババッ

夢幻は臨戦態勢を解いて 無理やり避ける!しかし…

夢幻

……んな!?

夢幻

(瓶から異臭も消化音もしない…!?)

夢幻

ブラフか!!

ドドス!!

夢幻

ぐうぅ!!?

ハハッ!!騙さたなぁ!!

夢幻の腕に二本の投げナイフが刺さる!!

夢幻

この……クソ野郎があぁぁ!!!

バゴン!

夢幻は怒りを覚えて加速する!!

おうおう怒ってんねぇ

じゃあもう一個いこうかぁ!!((ブンッ

零は追撃でもう一つ瓶を投げる!

濃硫酸だぜぇ!!

夢幻

何度も同じ手に引っ掛かるわけ……

夢幻

ないだろう!!((パリンッ

ビシャアッ

夢幻

バカが!!このままぶつ斬りにーーー

ジュアアアァァ……

夢幻

うぐおおあああぁぁ!!!

夢幻の腕が異臭を発して溶ける!!

夢幻

腕が…!!?

夢幻

まさか…濃硫酸…本物!!?

クッハハ!!

バビュン!

隙を見せた夢幻に零は加速する!!

馬鹿だなぁお前

硫酸はなくても濃硫酸はあるかもしれねぇだろ?

夢幻

ぐうぅ…!!((チャキ

夢幻

(ナイフが来る…迎え撃たなければ!!)

そうら!

ゴッ

夢幻

グブッ!?

夢幻

(拳!?)

ナイフより拳のが速いし当たりやすいだろぉ!?

ゴッ! ガッ! バキィ!

夢幻

グハアッ!

(そろそろかな…)

ババッ

夢幻

ぐう……

夢幻

(疲れが回復し始めた頃に離れる…引き際も理解している…)

夢幻

ハァ…クソッ……

厄介だろぉ?

まだまだトラップはあるぜぇ

夢幻

…フフ……いいぞ

夢幻

それでこそ俺に殺される価値がある…!!((ズズ…

(おっと、覇気が増した)

まだ余力を残してたか…

夢幻

余力どころか元気いっぱいだぜぇ!!!

バゴン!

さて、次の手いくかぁ((ゴソ…

そぅらよっ!

バサァ

零は空中に白い粉を撒く!

この粉は石灰だ!!目に入ると失明すーーー

ギュンッ!

夢幻

知るかよおおおぉぉ!!

んな!?突っ込んでーーー

ガギィン!!

ぐううおおぉぉ……!!((ガギギギ…

夢幻

なんだよ目に入ったけど失明しねぇじゃねぇか((ギギギギ…

て、テメェ…本物だったら失明してたんだぞ!!?

夢幻

だから言ったろうが…

ドズン!!

ごぶぉえ……!!?

夢幻の強烈な腹蹴りが零を捉える!!

夢幻

知るかってなあああぁぁ!!?

ぐおおああぁぁ!!((ズザザ…

零は蹴られた勢いで地を這う…

(イカれてやがる…!!)

ゴフッ…だがそこは……((グッ

トラップがあるぜえぇ!!((ピンッ

夢幻

(なにか引っ張った…耳を澄ませろ……)

カチャン…

夢幻

下かっ!!((ババッ

夢幻は反射的にその場から下がる!

ボカァン!!

夢幻

ぐうおっ!!

夢幻

地面に手榴弾を仕込んでたのか!!?

正解!!

そしてそっちに逃げるのも読んでるぜぇ!!

ドドドド…

夢幻

な、なんだ!?

夢幻

(地面が揺れる…!!?)

ボコォ…

夢幻

うおあああ!!?

夢幻

(地面が抜けた!?)

夢幻

落とし穴か!!

正解!!

手榴弾が爆発したら空くようにしたのさ!!!

夢幻

クソッ…

夢幻

(穴が深い…しかしこの高さなら……)

さ、遺言あるか?

夢幻

………

いや、いいや聞くだけ無駄だったな

ピンッ

零は手榴弾のピンを抜く…

じゃあな…夢幻((ポイッ

夢幻

ここだああっ!!!((ブォンッ

ドス!!

があああぁぁ!!!

なんと夢幻は持ってる刀を 零の右肩めがけて投げつけた!!

夢幻

ふううぅぅ……((グググ…

夢幻

がああっ!!

ダァン!!

う、嘘だろ!!?

(かなり深めに掘ったのにひとっ飛びで抜けやがった!!?)

ボッカアァン!!

夢幻

(危なかった…出るタイミングを一歩でも間違えたら爆死してたな)

夢幻

良い策だった、だが…

夢幻

もう策も無いなぁ!!!((ギュンッ

クッ!!!((ゴソ…

夢幻

(懐に手を入れた…来る!!)

おらああっ!!((ビュビュビュッ

夢幻

投げナイフ!!?

夢幻

(マズイ!!距離が近すぎる!!)

零は夢幻の腹めがけて 投げナイフを投げる!!

(夢幻の腹は最初のバンブーウィップで傷ついている!!)

(そこに当てて怯んだ隙に胸をナイフで一突きだ!!)

夢幻

ガアああッ!!!((バッ

ドドス!!

テメェ!!?左腕まで犠牲に!!?

夢幻は投げナイフを左腕で受ける!!

夢幻

これで策はなくなったなぁ!!?

まだ…あるぞおおぉ!!!((ギュンッ

零は決死の覚悟でナイフを 片手に加速する!!

夢幻

(次は何が来る!!?)

夢幻

(上から降ってくるか!?何かを投げつけるのか!?横から矢が飛んでくるか!?口に何かを含んでるのか!?それともその他か!?)

おおおおおぉぉぉ!!!

夢幻

(いや………)

夢幻

何もない!!?

敵を注視しすぎた夢幻に 隙が生まれる!!

そしてそれは零にとって 千載一遇のチャンス!!

疑心暗鬼になってんじゃねぇぞボケがあああああああああぁぁぁ!!!!

夢幻

しまっーーー

ドスゥ!!

夢幻

ぐぼああぁぁっ!!!

懐に入り込んだ零が夢幻のは 腹にナイフを突き立てる!!

うおおおおおおぉぉ!!!!

(このまま捻り上げるッ!!!)

ガシッ

(腕を掴まれた!!?)

夢幻

((グググ…

(う、動かねぇ!!?万力かよ!!!)

夢幻

弱者……

(なら一旦ナイフを引き抜いてもう一回刺すッ!!!)

夢幻

よく戦った

ドス

………ゴフッ

夢幻は刺された瞬間腕に刺さった 投げナイフを抜いていた

そして唯一、零が近づいた瞬間

その投げナイフを零の 心臓に深く刺した

ぐお、おおぉ………

零の体から力が抜ける…

ドサッ

し、くじった………

油断……しちまった………

(あぁ……さみィな………)

(まだやれることあったはずなのになぁ……)

(また……遊びてぇなぁ………)

(生まれ変わっても……あいつらに会えるかなぁ………)

(会えると……いいなぁ………)

(…寂しい…なぁ………)

(……………)

夢幻

零………

夢幻

弱者に留めておくには惜しい男だった…

[弱者と強者] -勝者- 夢幻

この作品はいかがでしたか?

20

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚