※ nmmn ※ irxs 🐤🍣 ※ Bl ※ ご本人様には全く関係がありません
ないこ
しゅんとアホ毛を垂らしながら酒を飲む彼は、俺らが所属する歌い手グループのリーダー、ないこ
居酒屋のオレンジがかった光が、潤んだ彼の瞳を照らす
普段は悩みなんてありませんみたいな元気な振る舞いをしているが、もちろん彼にだって色々ある
そんな色々をお酒片手に話すこの時間が、俺は結構好きだったりする
いふ
ないこ
いふ
俺は唖然とする
まさかうちの溺愛代表りうらの恋人からそんな言葉が出るとは
いふ
ないこ
ないこ
頬を膨らませながら、ビール缶を勢い良く置くないこ
これは相当酔ってるな
いふ
ないこ
ないこ
いふ
ないこ
ないこ
いふ
いふ
ないこ
ないこ
ついにはそんな事を言い出すないこ
ないこ
全く、ないこ本人がいない時はあんなにないこのどこが可愛いだとか好きだとか惚気ている癖に、あいつも不器用な男だ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
俺は赤髪のあいつからの「迎え来た」という連絡を確認し、ないこをぐいぐい押す
ないこ
いふ
いふ
…なんて、絶対あり得ないけど 散々愚痴に付き合わされた軽い仕返しだ
ないこ
居酒屋から半ば強引に追い出された俺は、唖然としていた
お代は先に払ってたからそこは問題ないんだけれど、最後のまろの言葉だ
「素直にならんとホンマに飽きられるかもしれへんよ〜?」
ないこ
このままじゃ俺、りうらに飽きられて…いつか捨てられるってこと?意味わからん
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
にこっと柔らかく笑うりうら
その笑顔を見て、やっぱり触りたい、ぎゅってしたい…という欲が顔を出す
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
ないこ
周囲からみたら恋人かどうかも分からない絶妙な距離感のまま、りうらと帰路に着く
帰る途中、りうらがなんだか話しかけてくれていた気がするが
『素直にならんと、ホンマに距離置かれるかもしれへんよ〜?』
なんて、そんなまろの声が頭にふわふわと浮かんで、りうらの話は全く頭に入ってこなかった
ないこ
ないこ
分からんけどやるしかない
家の玄関を前にして、俺はやっと決意を固める
りうら
ドサッ…!!
りうらが玄関の扉を開いたのと同時に、玄関の床に緩くりうらを押し倒す
りうら
ないこ
そのままりうらの肩口に顔を埋め、背中に手を回す
りうら
ないこ
ないこ
りうら
不思議そうに俺の頭を撫でるりうら
ないこ
ないこ
りうら
ないこ
りうら
りうらが俺の肩を掴む
ないこ
りうら
ないこ
我慢ができない、我慢が…? 何度咀嚼しようとしても、言っている意味がうまく飲み込めない
りうら
余裕の無い顔でそう言うりうら
ないこ
りうら
ないこ
ないこ
りうら
りうらがにやにやと笑う
りうら
りうら
ひょいっと俺を抱き抱えるりうら
ないこ
ないこ
りうら
りうら
ないこ
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
りうら
ないこ
コメント
2件
めちゃくちゃ良かったです✨