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これから一か月間、 俺は生徒会長である奥出の、 怪文書貼りを止めなければならない。
奥出
また俺のクラスに貼りに来るなんて、 一番警戒すべきだろうに。
拓斗
奥出
これはまた、 英語のようで英語でない何かなのだろうか。
奥出
拓斗
奥出
拓斗
ああ、嫌みな奴だ。
奥出
拓斗
奥出
拓斗
さすがに鋭い。
奥出
拓斗
奥出
どうやら本人は、 自分の性格を自覚しているようだ。
拓斗
奥出
拓斗
奥出
まあ、それはそうなんだが、 まさか予想してた答えとは思わないだろ。
拓斗
奥出
拓斗
奥出
奥出は、 意外とイタイ奴なのかもしれない。
奥出
訂正感謝するよ。
奥出
拓斗
奥出
拓斗
クラスの中でも特に目立たない俺たちだ。
奥出が存在を知っていることが奇跡だというぐらい、 俺たちは本当に存在が薄い。
奥出
拓斗
どこでそんな情報手に入れるんだ。
奥出
拓斗
奥出
拓斗
ちらっと友人の顔が頭の中をよぎった。
奥出
拓斗
奥出
拓斗
奥出
結局、何がしたいのか読めないままだ。
二日後の放課後、 隣のクラスに奥出はいた。
奥出
拓斗
奥出
拓斗
奥出は少し考えこんで、 すぐさま答えを導き出した。
奥出
拓斗
奥出
少しだけ行動のヒントが零れ落ちた。
拓斗
奥出
無駄ににやにやしている。
拓斗
奥出
拓斗
奥出
渡されたのは前回と似たような文書だった。
拓斗
奥出
拓斗
奥出
友人が言いそうなことまで当ててきやがる。
拓斗
奥出
尚更奥出のことが分からなくなり、 尚更知りたくなった。
休日、俺の携帯が鳴った。
???
間違いなく奥出の声だ。
拓斗
俺には話す権利もないってか。
俺は急いで高校へと向かった。
奥出
拓斗
奥出
拓斗
ああ、まさに怪文書を手に持っている。
奥出
拓斗
奥出
拓斗
まさか休日までやるとは思わないだろ。
奥出
拓斗
奥出
俺まで寒くなってきた。
拓斗
奥出
英語のようで英語でない、 これはお決まりのようだ。
拓斗
奥出
拓斗
俺自身に矛盾が生じている。
知りたくないと思っていたのに、 『分からない』ということが俺の心にもやをかける。
奥出
拓斗
奥出
友人と同じような質問をして、 同じような返答をするんだな。
結局何を聞きたいのか、 俺には理解できない。
拓斗
奥出
明らかに奥出は、 俺の知らない何かを知っている。