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あまり嗅ぐことのない、紙の香り。
入った先は、静寂に包まれる図書館だった。
ぺらっ……
紙が擦れる音。
その音は、奥に人がいることを暗示していた。
奏
秀
慎重に奥に歩みを進める秀。
秀
秀
秀
秀
秀
秀
???
秀
聞き覚えのある声に、無意識に駆け寄る。
奏
茜
奏
秀
茜
奏
茜
茜
茜
奏
秀
茜
奏
茜
茜
茜
奏
茜
茜
茜
秀
奏
茜
奏
茜
茜
秀
奏
茜
奏
茜
茜は優しい笑みを浮かべ、すぐさま持っていた本を唯一の隙間に嵌め込んだ。
茜
そして、図書館には一つの欠けも存在しない本棚だけが残った。
茜
茜
振り返った茜の背後には、錆びついた扉があった。
奏
秀
茜
奏
茜
秀
茜
茜
奏
秀
茜
奏
秀
秀
奏
奏
秀
秀
ドアノブに手をかけ、秀は出せる力を精一杯出した。
が、そこまでの力は必要としていなかったらしく、ギャグみたく秀は頭から突っ込んでいった。
茜
奏
秀
秀
奏
秀
茜
秀
奏
秀
奏
秀
茜
奏
固まった茜の視線の先は扉の奥。
時空の間の中。
釣られるように、二人は中を覗く。
奏
秀
二人も、固まるしかなかった。
視線を先には、時空の間から発せられる光を遮る人型があった。
???