コメント
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すごい✨ちゃんと自信もつけてくれるし、悩みも解決してくれて、めちゃ面白い✨これは、自分の番が来るのが楽しみだなぁ!
おお!意外とちゃんと(?)お悩み窓口みたいになってる!てか語彙力あり杉田玄白なんだが!?
御参拝者様も主様方も聖人すぎて、なんか読んでて心が温まりました。あったかいですほんとに。 こんな綺麗なお話私なんかが読んで、ましてやコメントなんてしていいのかと思いつつ、ずうずうしいのでコメントします。 まぁ神作なので仕方ないですよね、はい。(もちろん他もだけど)このお話大好きです。
主
さつき(マッマ)
主
朱。
そう言った彼女が 嘘をついているようには見えなくて
haruka
反射的にそう答えていた。
朱。
茶柱
「まてお主ら」
茶柱
「お主らの能力はあれだけじゃないぞ」
朱。
「茶柱は未来視、朱。は生を操れるだろう?」
朱。
茶柱
「まぁやるだけやってみるんだな〜」
茶柱
「だから妾仮にも神なんやて」
目の前で繰り広げられるコントのような会話についつい笑ってしまいそうになる。
haruka
茶柱
朱。
私の問いを聞いてごにょごにょと相談し始める二人 こうすると絵になるなぁ〜とか
初対面ながら何故か少し 安心感を覚える。
茶柱
私に向き直って茶柱さんはこう言った。
茶柱
haruka
茶柱
haruka
茶柱
私は茶柱さんに手を引かれて 軽い足取りで走り出した。
ふと振り向くと、後ろで朱。さんが がんばれ、というように手を振っていた。
そうして連れて来られた場所は、 月明かりが照らす美しい夜空で、
haruka
茶柱
茶柱
茶柱
茶柱
haruka
茶柱
そう言う茶柱さんの笑顔は月明かりのせいか とても輝いて見えた。
茶柱
茶柱
haruka
私は何も言えずに俯いた。
茶柱
haruka
茶柱
主
茶柱
茶柱
茶柱
そう言って、茶柱さんは目をつむり 大きな月の前で天を仰ぐ。
茶柱
茶柱
茶柱
haruka
茶柱
haruka
茶柱
茶柱
茶柱
大きな月に照らされて神々しい。 こんな無計画な話に説得力があるなんて、と 自分でも思ってしまうけど。
茶柱
茶柱
茶柱
そう、最後におちゃらけるような笑みを見せた。
少し他愛ない話をして戻ってくると、 次は朱。さんから話があるとの事。
朱。
haruka
真っ先に思ってしまったのが、 「こんな私が?」だった。
haruka
茶柱
haruka
茶柱
haruka
朱。
朱。さんは少し寂しそうな顔をした後、 茶柱さんと同じ様に、付いてきて、と言った。
haruka
朱。
連れてこられたのは金魚が泳ぐ池だった。
haruka
朱。
朱。
haruka
私が疑問を消せないでいると、 朱。さんは急かすようにこう言った。
朱。
haruka
恐る恐る覗き込むと、 水面から反射した自分の顔と目が合う。
すると、鏡越しに映る私の顔はどんどん濁っていって、遂には私の顔は見えなくなってしまった。
正直、予想通りだった。私の心も、結局使い物にならない無能で馬鹿な私なんだから。
haruka
haruka
淡々と告げる。
朱。
朱。
朱。
haruka
朱。
そう言われて、妙にしっくり来てしまった。 私は、ずっとこうだと思ってたから。
朱。
そう言い彼女が指を鳴らすと、 私の濁りは少しも残らず消えて、
、そこには、私が到底信じる事のできない程 努力を重ねている自分が居た。
haruka
朱。
朱。
朱。
そう言って彼女は膝をついて呆然としている 私を優しく抱きしめる。
なんでだろう。それがどうしても暖かくて。
優しくて。
私は、その場で泣きじゃくってしまった。
茶柱
少し落ち着いてから帰ると、そこでは満足気な笑顔をした茶柱さんが迎えてくれた。
茶柱
なんて聞かれてしまった。 ー勿論返事は決まっている。
haruka
朱。
ー私は、きっとこの小さな冒険を忘れない。
何十年先だとしても。
そう心に決めると、急に目の前が眩しく光る。
haruka
茶柱
朱。
そんな声が聞こえた気がした。
もう一度目を開いた時には、 そこは家の扉の前で。
私は勇気を振り絞ってこう言った。
haruka
主
主
さつき(マッマ)
主
主