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コメント
1件
ラウ大丈夫かな……? 続きがめっちゃ楽しみです!
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
渡辺side
最深部へと続く最短ルート。そこは、施設全体の冷却システムを司る 巨大な水路エリアだった。頭上には無数のパイプが走り、足元には深さ 数メートルのエメラルドグリーンの水が満々と湛えられている。
渡辺翔太は、その水面の上にまるで重力など存在しないかのように 立っていた。彼の周囲では、水が意志を持っているかのようにうねり、 生き物のように彼の体を守るように舞っている。
能力名『水神(アクア)』。 彼は周囲の水分を自在に操り、時にはあらゆる傷を癒やす「聖水」に、 時には鉄をも断ち切る「高圧の刃」へと変える。
阿部
向井
岩本
渡辺
深澤
渡辺
渡辺
阿部
渡辺がバルブへと手を伸ばそうとしたその時、水面が激しく波立った。 水中から黒い潜水服を着た「ブラック・アイス」の刺客たちが 水中銃を構えて一斉に飛び出してきた。
渡辺
渡辺が指先を軽く振る。 すると、彼が立っていた水面から巨大な水の壁が立ち上がり、 放たれた水中銃の矢をすべて飲み込んだ。
目黒
渡辺
渡辺が片手を水面に叩きつける。 「『水牢(アクア・プリズン)』!」 水路の水が爆発したように跳ね上がり、刺客たちを球体の檻の中に 閉じ込めた。もがく刺客たち。しかし、渡辺の瞳に慈悲はない。
渡辺
渡辺が拳を握りしめると、水牢の中の圧力が一気に高まる。 刺客たちは成す術もなく意識を失い、水底へと沈んでいった。
宮舘
渡辺
バルブを回した瞬間、水路の水が急激に黒く濁り始めた。 それと同時に、渡辺の腕に黒い斑点のようなものが浮かび上がる。
阿部
渡辺
向井
水面に膝をつく渡辺。 彼の支配下にあった水が濁った毒水に飲み込まれていく。 意識が遠のく中、渡辺の耳に1つの声が届いた。
通信を切ったはずのラウールからだった。
ラウール
渡辺
渡辺は最後の力を振り絞り、自身の血管の中にある水を操作した。 毒が回る前に、自らの能力で体内を「洗浄」する――。 あまりの激痛に渡辺の絶叫が水路に響き渡る。
しかし、その叫びは、最年少の心に届く一筋の「生」への執着だった。
ラウールは暗い部屋で血が出るほど唇を噛み締めながら、 再びスマホを手に取っていた。瞳の奥の「闇」は消えていない。 けれど、兄たちの苦しむ声が彼を再び戦場へと引き戻していた――
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
渡辺
さくらぶ(主)
渡辺
向井
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)