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頼人

なぁ

頼人

俺達もう別れよう

遂に言われた。

もう、いつ言われてもおかしくないのは分かっていた。

優香

……理由教えて?

頼人

分かってるだろ

優香

まぁ、何となく

頼人とは元友達同士。

たまたま一緒の帰り道だった時に告白された。

嬉しかった。

幸せだった。

でも、付き合っていくにつれて

『何か違う』

と感じてしまったのだ。

優香

……恋人じゃ駄目だからだよね

頼人

ああ

頼人

俺達は友達同士の方がいい

頼人

ごめん

頼人

俺から告ったのに

優香

ううん

優香

私も思ってたから

優香

確かに、幸せだったの

優香

頼人と居られて楽しかったし

優香

優しくしてもらえて嬉しかった

優香

でもだんだん

優香

それが『好き』って気持ちなのか分からなくなった

頼人

……俺もなんだ

頼人

確かに、優香のことは好きだ

頼人

気遣いもできて

頼人

誰に対しても優しくて気さくで

頼人

でも

頼人

だんだん恋人としての『好き』じゃなく感じられてきた

頼人

多分、俺はお前の人間性に惚れたんだ

頼人

お前に恋をした訳じゃなかったのかもしれない

優香

……そっか

頼人

ごめん

頼人

最低なのは分かってる

優香

良いよ、別に

優香

自分の気持ちをちゃんと知らないで付き合うことを承諾した私も悪いの

優香

ごめんなさい

頼人

謝らないで

優香

ううん

優香

私も悪い

頼人

……

優香

……

優香

……別れよっか

頼人

……ああ

優香

仕方ないよね

優香

友達としてが1番良い距離だったんだから

頼人

……そうだな

頼人

これからもよろしくな

優香

うん

優香

よろしくね

頼人

じゃあ、恋人としてはこれでさよならしよう

優香

うん

優香

ばいばい

優香

私の恋人

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