テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#オリジナル
重田💋(omoda)
326
ューエンカ
30
Rimore
59
ピョン吉
89
コメント
8件
お母さんは何故、あの神社の真実を知っていたのでしょうか もしかして、お母さんの友人も同じようなことに…? それにしても、寝る前に読むんじゃなかったです!!! 本当に、読むんじゃなかったです😭!!!
何故か身近に感じてしまう世界観が好きです。
なお
なお
なお
私がそこを訪れたのは親友のはづきが
婚カツの成功祈願に付き合ってほしいと
私にお願いしてきたからでした
山の中腹にあるような小さな神社
なのに
そこはたくさんの人で賑わっていたんです
はづき
なお
なお
なお
はづき
はづきいわく、あまりにもご利益があるから
ここのお守りは通販でも人気なだけでなく
転売まで横行している始末だということでした
なお
はづき
なお
なお
はづき
はづき
半信半疑、いえ、もうすこし、期待していたかもしれません
とにかく結婚成就と書かれたお守りを買って帰った私は
偶然電話がかかってきた母に軽い気持ちで
結婚成就の神社に行ったと話しました
それから私は、すぐにお守りを燃やしました
灰に塩をまいて、近くの公園の水道できれいに流し
帰ったときには、疲れきって眠ってしまっていたんです
ホッとしてしまったのかもしれません
そう、忘れていたんです
お守りを買ったのが、私だけではないことを
なぜ、すぐはづきにもこれを伝えなかったのか
笑われたり、嫌われたとしても
せめて手放すように伝えなかったのか
――私は今も、後悔し続けています
母
母
なお
なお
母
母
母
なお
なお
なお
母
音が割れるほどの大声でした
なお
母
母
なお
母
母
母のそんな声は初めて聞きました
激怒してるようなのに、泣きそうで
ものすごく必死な声、と言えばいいでしょうか
スマホ越しに聞こえるその声に気圧される形で
私は母の気が治まるならと、お守りを焼くことにしました
なお
なお
燃え残りが出ないように、私は袋を開きました
中に入っていたのは折り畳まれた紙が一枚
気になって開いた私の目に、こんな文字が飛び込みました
早逝祈願 男は○○県○○市△町、※※※※の婿 女は△○県□◇郡、※※※※の嫁
なお
なお
意味がわからず、私はすぐ母に電話をかけ直しました
なお
なお
なお
母
母
なお
母
母
母
なお
なお
母
母
ゾッとしました
確かに結婚成就、なのかもしれないけれど
そんな意味だなんて思いもしなかったからです