TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

1日目の職場体験が終わり俺は自室にいた。

蒼弥

...

悠介

先輩〜?います?

蒼弥

あぁ。悠介

悠介は俺が書いていた日記帳を見つめる。

悠介

先輩...もしかして今日の事を日記にしてるんすか!?

蒼弥

あぁ。自衛官としても...職場体験は成長出来るものだからな。

悠介

さすがッスね...。

悠介は俺の隣に座る。

悠介

しっかし...あの三人...

蒼弥

悠介

いや!可愛いな〜って!

蒼弥

...お前は調子に乗るな...。ほどほどにしとけ...。

悠介

あぁすみません...。でも、なんか自分嬉しいッス!

蒼弥

何がだ...

悠介

だって...自分のやっている職に興味を持って...わざわざ来てくれるなんて...

蒼弥

そうだな...

俺は外を眺める。外には、駐屯地の入口に掲げられた日本国旗がなびいていた。

蒼弥

...

悠介

やっぱり...日の丸はいいっすね〜

悠介

なんか...安心します...

蒼弥

日本に...

俺はなびく日本国旗に向かってソッと敬礼する。夕日の光が部屋に差し込み俺と悠介を照らす。

カンパーイ!

矢海

いや〜職場体験1日目お疲れ様ー!

網野

お疲れ様〜

姫川

お疲れ様...

網野

ねぇ、姫川...駐屯地の中でくらい...明るくしようよ...

姫川

...それは無理...

網野

なんで...?

姫川

私のお母さんは...あの人たちに見殺しにされたから...

網野

姫川...それは...

矢海

もしかして東日本大震災...?

姫川

えぇ。

網野

でもあれは...助けれなかったんじゃなくて...

姫川

いや...助けれた...。なのに...

姫川

助けようとする私をお母さんから引き離して...私だけ連れて...

網野

...

姫川

それに、戦車を説明していたあの自衛官...どこかで見た事が...

矢海

私はあの三谷って自衛官結構好きw

網野

確かに結構明るかったね〜

姫川

...

網野

あのさ...姫川...貴女が自衛隊のこと嫌いなのは知ってるけど...なんでわざわざ職場体験に自衛隊を...?

姫川

私をお母さんから引き離した自衛官が...あの駐屯地にいるから...

網野

...

矢海

...

姫川

だから私は...

矢海

もうやめよ!ね!

網野

そ、そうね...

矢海

私、ドリンクバー取ってくるけど2人ともいる?

網野

じゃあ私カフェラテを。

姫川

私はいい...

矢海

お、おっけー

姫川

...

網野

姫川...

職場体験 2日目...

俺と悠介は昨日と同様、駐屯地の前で待っていた。

見覚えのある軽自動車が駐屯地の前で止まる。

先生

おはようございます〜

蒼弥

どうも。

先生

2日目もよろしくお願いいたします〜

先生は三人を下ろして去っていく。

蒼弥

おはよう。三人とも

網野

2日目もよろしくお願いします。

姫川

...

蒼弥

え...何...

姫川って名前の子が俺の顔面をジロジロ見る。

網野

ちょっと姫川...

姫川

...すみません...

蒼弥

蒼弥

えぇっと...それじゃ行こうか...

俺は3人を連れて射撃訓練に向かう。

蒼弥

今から、実弾射撃を見てもらおうと思います。

蒼弥

あぁ。この線より前には出ないようにお願いします。

射撃訓練が始まると、射撃音と共に発砲される。三人は耳を塞ぎながらも射撃訓練を見学する。

網野

すごいですね...なんて言う銃を使ってるんですか?

蒼弥

え?あぁ、89式小銃って言う日本製の自動小銃。

網野

国産なのですね...

姫川

...

悠介

ひ、姫川さん...大丈夫?

姫川

...大丈夫です。

悠介

そ、そう...?

姫川

...

網野

ちょっと...姫川...?

姫川

あいつ(蒼弥)だ...

網野

えっ...?

姫川

あの顔...私とお母さんを引き離したやつの...

姫川はギュっと拳を握りしめる。

蒼弥

それでは、次に個人兵装を見てもらいます。

俺は3人に、机に置かれた戦闘装備を見てもらおうと案内する。

机にはヘルメットや防具などが置かれていた。

2人は興味深そうに防具を見つめる。

そしてあっという間に2日目の職場体験が終わる。

蒼弥

2日目も、無事に終了しました。

先生

どうもありがとうございました〜。最終日もよろしくお願いいたします〜

蒼弥

よろしくお願いいたします。

先生は3人を車に乗せ駐屯地から去っていく。

蒼弥

...

悠介

先輩?

蒼弥

あぁ...

悠介

どうしたんスか?

蒼弥

いや...あの姫川って子...どこかで...

悠介

まぁともかく...明日、最終日ッスね!

蒼弥

あぁ。そうだな...

俺は胸に残る変なモヤモヤを抱えながら悠介と共に駐屯地に戻るのであった。

この作品はいかがでしたか?

20

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚