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生きる

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生きる

1 - 生きる

♥

31

2023年07月02日

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注意

このチャットノベルは、「生きる」という曲を主がが聞き、

こんな物語かな~

と思いながら作った物です

そして「」がついているのが喋っていること

ついていないのが、頭の中で考えていることです

それではどうぞ

快斗

僕には彼女がいる

快斗

名前は優奈

快斗

そんな彼女は、僕の幼馴染である

快斗

僕が彼女を好きになった理由は、
彼女の優しさなのだろう

快斗

僕は、いじめをうけていた

快斗

でも彼女だけが僕に優しくしてくれてて

快斗

それで幼馴染というのもあってか僕も彼女もお互いの事を好きになっていた

快斗

こうやって僕が学校にいるのも、優奈のおかげなのだろう

優奈

「ねぇ」

快斗

そんな彼女は休み時間中に、僕に話しかけてきた

快斗

「どうした?」

優奈

「買い物やその他の用事あるから先帰ってていいよ」

快斗

「大丈夫、僕も着いてくるよ」

優奈

「いや、1人で十分だから大丈夫だよ」

優奈

「それに、結局遅くなるから大丈夫だよ」

快斗

「分かった」

快斗

少しモヤモヤするが、彼女がそう言うのなら行かないことにしよう

放課後

快斗

僕は1人で帰っていた

快斗

家に着く

快斗

「ただいま」

快斗

そんな言葉を言うが返事はない

快斗

でも、それは当たり前のこと

快斗

なにせ、両親は高校に入学してから1ヶ月後くらいに亡くなっているのだから

快斗

それは優奈も同じだ

快斗

優奈と俺の親は稼いでいたらしくお金があるため優奈と俺で同じ家に住んでいる

快斗

「そろそろバイトやらないとな〜」

快斗

高校2年生だし、お金が無くなってきたため、バイトをやってもいい頃合いである

快斗

そんな事を僕が思っている時だった

プルプルプルプル

通話終了

通話
00:00

快斗

知らない人からだ

快斗

「もしもし」

快斗

僕が電話に出て秒後

快斗

「……………え」

快斗

そんな言葉を発したあと僕はすぐさま家からとびるのであった

快斗

「優奈‼」

優奈

「きて……くれたんだ」

快斗

そう僕が向かった先は病院だった

快斗

優奈は先程交通事故にあったらしい

快斗

「大丈夫なのか‼」

優奈

「きて……くれたんだね」

快斗

優奈は優しい口調で言った

優奈

「一応返答しておくけど私はもう命はそう長くない」

優奈

「だからこそ言うね」

快斗

「そん……な……」

優奈

彼が絶望しているとこ申し訳ないけど私は言葉を続ける

優奈

「生きて」

快斗

彼女力強くでもどこか声が遠くなっているような感じがした

快斗

そして、彼女は言葉を続ける

優奈

「1人で辛いかもしれない」

優奈

「いじめだってされている」

優奈

「でも私は知っているの」

優奈

「快斗がどれだけ強い人間なのかを」

優奈

「快斗が亡くなる事は誰も望んでいない!」

優奈

「だから……お願い」

優奈

「生きて」

快斗

この言葉を放った優奈の声はもう聞こえなくなっていた

快斗

「なん……だよ、これ」

快斗

「なぜ僕の周りの人はこんなにも消えていく」

快斗

「僕が何をした」

快斗

「両親が何をした」

快斗

「優奈が何をした」

快斗

「あ……」

快斗

僕の頬に涙か伝う

快斗

そうして……

快斗

もうどれだけの時間がたったのだろうか

快斗

僕は部屋でずっと泣いていた

快斗

もう眠い、けど寝れない

快斗

ここは夢なのだろか

快斗

それとも現実なのだろうか

快斗

泣きすぎて眠ることが出来ない

快斗

現実なのか夢なのかも
よく分かっていない

快斗

もうこのまま死のうかな……

快斗

でも優奈が言っていた、生きて、と

快斗

「そんなの無理に決まっているだろ」

快斗

優奈の居ない世界が考えられない

快斗

じゃあ、死ぬか

快斗

どこかの屋上に行くのが1番いいだろう

快斗

と、そんな事を考えていた時だった

優奈

「生きて‼」

快斗

快斗

とっさにその言葉に反応するが、誰もいない

快斗

そうかあれは夢なのか

快斗

そうなると今は現実か?
それともまだ夢のままなのか?

快斗

ただ夢であろうと少し冷静になっていた

快斗

「ちょっとだけ生きて見ようかな」

翌日

快斗

当然のごとく僕はひきこもっていた

快斗

行くのが怖くて、明日が怖くてひきこもってしまう

快斗

ただ、こんな毎日が続くのは嫌だ

快斗

やはり、死のうかな

快斗

でも、死ねない

快斗

君が大好きだから

快斗

優奈が言っていた、生きて、と

快斗

過去も、今も、未来のことも

快斗

全部、全部、愛してるから

快斗

ただ、優奈に期待されてしまった

快斗

僕が強い人間、と

快斗

僕なんか周りと比べると弱く見えてしまう

快斗

でも優奈が好きだから僕は生きる

翌日

快斗

結局ループしてしまう

快斗

また死にたくなってきた

快斗

僕は今外に出ている

快斗

月の光が辺りをてらす

快斗

きっとこれが僕の生きた証なのだろう

快斗

でも明日には生きれるのかな?

快斗

だから僕は…………

テレビアナウンサー

「昨日の23時26分頃遺体が発見されました」

テレビアナウンサー

「警察は、自殺とみて調査を進めています」

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